本文へ移動

J’s GOALニュース

一覧へ

【J1:第30節 浦和 vs 京都】フォルカーフィンケ監督(浦和)記者会見コメント(10.11.14)

11月14日(日) 2010 J1リーグ戦 第30節
浦和 2 - 0 京都 (14:04/埼玉/32,398人)
得点者:25' エジミウソン(浦和)、90'+1 ポンテ(浦和)
スカパー!再放送 Ch181 11/16(火)後09:00〜
試合速報一覧 | クラブサポーター対抗totoリーグ
----------

●フォルカーフィンケ監督(浦和):

「今日は選手たちとともに、しっかりと結果を残すことができてうれしく思っている。ここ3試合で受けていた批判は非常に大きく、正直なところ強すぎる面もあったと思う。たくさんのケガ人が出て、そういう中で確かに結果は出ていなかったが、ここ3試合のうち2試合は勝っていてもおかしくないパフォーマンスだった。選手たちも恥ずかしがる必要は一切なかった。今日は細貝がケガで離脱したが、それでもピッチに立った全ての選手が自信を持って試合に入ることができた。特に若い選手たちの自信を、プレーを通して見ることができた。岡本もそうだし、高橋もそうだが、彼らが正しい方向に成長していることが今日も証明されたのではないか。そして今日、ロブソン・ポンテが活躍してくれたことは喜ばしいことだ。彼は長い間ケガで離脱していて、今日は残り10分というところで復帰戦となったが、重要なゴールを決めた。私たちにとって、天皇杯はとても大切な大会になる。だから、水曜日(11/17@埼玉 vs磐田)の前に自信といい気分を持てるようになることを望んでいた」

Q:サヌをトップに使っていたが、彼をFW起用することで変化はあったのか?
「サヌは期限付き移籍で来ているが、ケガ人などの影響もあって、今までは必要とされるポジションで彼を使ってきた。ただ、私が彼を発掘した時はFWとしてプレーしていたし、数年間はFWとしてプレーしていた。そのあとに中盤でのプレーを学び、右サイドバックとしてもプレーしていた。ここに来た時は最初にケガをしてしまい、それがコンディションに悪影響を与えていた部分があった。しかし、本来はFWの選手であり、今後数試合同じポジションでプレーして、コンディションが上がっていけば、チームにとって貴重な選手になることは間違いない。ただ、数週間、数カ月後のことを考えているわけではない。大切なのは次の試合に向けて準備をしていくこと、結果を残していくことだ」

Q:3連敗中でも選手が自信を持って臨めた理由は?
「3連敗の前に10試合負けていなかったことを忘れてはいけないと思う。全ての選手が力を発揮していた。しかし、そこでまたケガ人が出たのも事実。ポンテ、セルヒオ(エスクデロ)がケガをしたし、特にセルヒオのケガは残念だった。なぜなら、ちょうど調子が上がっていた時にケガをしてしまったからだ。また、6週間前にスピラノビッチが大きなケガをしてしまったことも悪影響となった。宇賀神もケガをした。彼は数週間、試合に出られなかった。私は基本的に、これだけたくさんのケガ人が出て、誰が出られるかわからないということを言うタイプの監督ではない。多くの方から、試合前に責任転嫁していると言われてしまうからだ。しかし、数週間に渡って、7〜8人の主力級の選手が出られなかったという事実を忘れてはいけない。それにもかかわらず、全ての試合で優れたプレーを見せることができていた。1点差というきわどい敗戦を喫していて、全員、中でも私が最もこの敗戦を悔やんだことは事実。ただ、浦和の将来の柱となる選手が優れたプレーを見せて、自信を失わなかったことは大きい。私はドイツで600試合の指揮を執ってきた。この長い期間で、あることを学んだ。それは1人のスター選手を自ら育成するか、もしくは買うかのどちらかだということ。育成した場合は長期間大きな価値をもたらす選手を育てることができるし、望むタイプを育成できる。実際、私の下で多くの代表選手が育っていった。もちろん、それを同時に進めることが最良だが、そのためにはある程度の資金が必要。2〜3人の即戦力を手にするためには資金が必要なので、投資をしながら育成を進めていくのが最適のやり方だと思う。ここ2年間、浦和で起きていたことは内部の人間ならよく知っていると思う。私たちは違約金を払って外部から選手を取ることは一切していない。将来のことを考えて、チーム作りを進めた。若い選手に機会を与え、実際に彼らは成長してきた。ここで新たに2人の即戦力を加えれば、来シーズンからトップレベルのチームになると思う。若い選手が成長していることに大きな喜びを感じてくれるのではないか。これから、彼らがチームの顔になってくれるのは間違いない」

以上
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

J.LEAGUE TITLE PARTNER

J.LEAGUE OFFICIAL BROADCASTING PARTNER

J.LEAGUE TOP PARTNERS

J.LEAGUE SUPPORTING COMPANIES

TOP