練習の行き帰りはリカルド・ロボ選手の運転する車に相乗りしているパウリーニョ選手。ロボ選手に取材があればパウリーニョ選手が待ち、逆の場合には当然ロボ選手が待つ、「にこいち」なブラジル人コンビ。
先日、パウリーニョ選手にインタビューしていたら、自分に取材がないことから「早く帰ろうぜ」と言わんばかりに、我々の元へと近付いて来たロボ選手。記者の手元にあった一眼レフカメラが目に留まると、はい、すぐさま商売道具がオモチャに。
話題の戦場カメラマンというよりも、パパラッチよろしくむやみやたらとシャッターを切るロボ選手。こちらが取材していることなどお構いなし。自由気ままなストライカー気質を振りまき、ひとりコント「凄腕カメラマン」の世界へと、レッツゴー! レンズをこちらへ向けて「ハイ、チーズ!」と日本語で囁き、満面の笑みを浮かべていました。
が、前回のパウリーニョ選手との2人コントとは異なり、誰もコントに付き合わなかったことで、あっさり降参。というより、早々に飽きてしまったのでしょう。短時間でコントが終了したことにホッと胸をなで下ろしていると、「俺が撮った写真、使うでしょ?」とロボ選手からの無茶ぶり(もちろん通訳を介して)。丁重にお断りすると、信じられない、といった表情で立ち去って行きました。
記者がいくらお笑い好きとはいえ、ブラジル人のコントは年に2回が限度。3回目のネタ披露がないことを切に祈っています。2人のサービス精神の旺盛さは有難いのですが。
以上
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2010.10.27 Reported by 大塚秀毅