10月11日(月) 第90回天皇杯3回戦
北九州 0 - 2 F東京 (13:00/正田スタ/2,486人)
得点者:28' 石川 直宏(F東京)、88' 平山 相太(F東京)
チケット情報 |天皇杯特集
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●佐野裕哉選手(北九州):
「少ないチャンスをモノにしていれば、展開も変わったのかもしれません。そこが差だったのかなと思います。一人ひとりの能力も違いますが、ただ、戦えないこともない。差は感じたけど、相手もやりづらそうにしていたので、戦えるところもあったのかなと思います。やり方は変えずに、今までやってきたことをやろうと思っていました。相手は裏を怖がっているようだったし、バイタルエリアを空けていたので裏に行くよりも足元で繋いでいこうということを話しました。試合中に自分がそう感じたので、裏に行くよりもバイタルで受けて外から崩していきました。相手も比較的楽に繋がせてくれたし、それほどプレッシャーもなかった。課題はやっぱり決定力ですね。後半開始直後にチャンスがありましたし、いくつチャンスはあった。そこで、決めきれないところにやっぱり差があるのかなと思う。残りのシーズンは、とにかく勝つことに向けてがんばっていきたいと思います」
●石川直宏選手(F東京):
「チャンスで外していますからね。決めたのも、そのうちの一本です。そう考えれば、もっと点を取りたい。いい意味で貪欲になりたいと思っています。苦しい時間帯にとれてよかったと思います。最後の精度や追加点を奪うところが今後の課題だが、動きの質は上がってきていると思う」
●平山相太選手(F東京):
「あれは(トラップ)ミスです。逆にミスだったから開き直って自分の形で打とうと思いました。1トップは近くにいる選手によって役割が変わってくる。ナオさん(石川直宏)がいい動き出しをしていたので、左サイドからうまく攻めようと思っていました」
●梶山陽平選手(F東京):
「疲れました。『次の試合のために、できるのであれば、後半も10分ぐらいできるか』と言われて少し予定よりも長く出場しました。ボールを回している中で、ナオさんが中に入ってきてサイドにスペースを作ることができていた。得点シーンの前にも何度かそういったシーンがあった。先制点の場面も、逆を見たら空いていたし、(椋原)健太もいいタイミングであがってきてくれた。みんな前にいく意識が強かったからうまくゴールまで繋げることができたと思います」
●羽生直剛選手(F東京):
「もう少しマイボールになった時にゆっくりでもいいから回したほうがいいのかなと思っていました。僕も大熊さんが来て(出場するのが)初めての試合だったので、より縦に速くという意識はもちろん出てきています。その半面で、1−0を賢く捉えてバランスを取れたらと思っていましたが。どうしても急ぎすぎたり、ボールを奪いにいく場面でもアグレッシブになりすぎている。それをコントロールするのは難しかった。もう少し意識を合わせてプレーすることができればよかったと思います。ポジショニングにおいても、もう少し個人個人の立ち位置も、1−0の状況だからこそ、丁寧に意識することは必要だったと思いました。
追加点はトシ(松下年宏)が、あの時間帯でもすごく長い距離を走ってくれた。あの動きは、大熊さんになってから特に求められていることでもある。あの時間帯であそこに入っていける彼の能力でもある。相太は、もたつきましたが(苦笑)しっかり取ったことは大事なことです。仙台戦の準備はしていますが、ポジションが約束されているわけではないので、いい準備をしたいと思います。
残り9試合しかないのでチームのために何ができるかを確認しあいたいと思いますし、僕自身も最初からでも、途中出場でもチームの勝利のためにしっかりと貢献できるようにしたいと思います」
以上