1月30日(土) ベガルタ仙台ドリームマッチ2010
ベガルタ仙台 3 - 3 宮城ドリームチーム (13:00/ユアスタ)
得点者:8' 渡辺広大(ベガルタ仙台)、13' 太田吉彰(ベガルタ仙台)、16' オウンゴール(宮城ドリームチーム)、20' 山下芳輝(宮城ドリームチーム)、33' 奥山泰裕(宮城ドリームチーム)、42' 富田晋伍(ベガルタ仙台)
★スターティングメンバー
----------
●手倉森誠監督(ベガルタ仙台):
「まず自分たちのコンディションを見て、コントロールしながらゲームをしようと言っていた。ケガしないようにということで入った。グアムでの筋トレ、それがなかなか足に残っていたというところで、90分やったメンバーはかなり疲労していた。
うちで現役をやっている若い選手たちが、過去にいた選手と一戦交えることができた。ベガルタの歴史に名前のある選手たちと、こうやってプレーできたことは、うちの選手にとっては良かったことだと思う。本音を言えばしっかり勝ってから九州に行きたかったが、OBも確かな技術を持っていて、それが落ちていない選手がたくさんいたので、逆に言えばホームの無敗記録が続いて良かったなと感じた(笑)」
Q:試合前に、新加入選手のお披露目があったが、監督から見て、彼らに期待するところは?
「まずは今季、チームとしてJ1を戦っていく中で、スピードを上げることと、ボールの主導権を握ること、活動量を増やすことをテーマに置いている。今季補強できた5人は、そうしたものをすでに兼ね備えている選手。彼らと、去年からのチームのベースがうまく融合できれば、パワーアップしていけると思っている」
Q:その5人の中で今日試合に出られた、鎌田次郎選手と太田吉彰選手の印象について。
「鎌田は読みと当たり、それとフィードが売り。今日はまだデビューで、少しゲーム感覚が戻ってなさそうだったので、それを取り戻してくれればよい。太田に関しては、今日もすかさず1点取ってくれたが、どちらかといえば使われる選手だと思うので、周りとのコンビネーションをキャンプの中で詰めていかなければならないと思う」
Q:キャンプで最も主眼に置いて、強化しなくてはいけないと思われる部分は?
「まず体作り。当たり負けしない身体、走り負けない走力を鍛えつつ、戦術的なところではコンビネーションをしっかり作ってくる。それと今日もイージーミスがたくさんあったが、それをしないボールコントロール、パスの精度、スピード、動き出しのタイミングなどを上げていかなければならない。J1で戦うとなれば、やることはたくさんある」
Q:昨日獲得が発表になった、ブラジル人2選手についての印象は?
「フェルナンジーニョはチャンスメーカー。パスも出しながらゴールも決められる選手だ。また、J1での経験が長く、その経験をチームに落とし込んでもらいたい。彼のそうした精度を、うちの選手にも盗んでもらいたい。ゲームの決着を付けられる選手でもある。
レイナルドは、スピードと、少しひょろっとした姿に見えるがパワーがある。裏への飛び出しが非常にうまい。僕のイメージからすると、山形からG大阪に行って、そこから中東に行ったレアンドロのような選手。うちでそれ以上の活躍をぜひしてもらいたいという期待のある選手だ」
以上