1月29日(金)、高木義成選手、千代反田充選手、ダニルソン選手の移籍会見が行われました。会見での各選手のコメントは以下の通りです。
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●高木義成選手:
「東京ヴェルディから移籍してきました高木です。記者会見用にいろいろ考えてきたんですけど、監督を男にするとか、闘莉王に使われちゃって(笑)。10年サッカーやってきて11年目にまた、新たにこういうクラブへ移籍をして。名古屋グランパスに来て、まずは1年、しっかり目標を明確にして、リーグを獲ることだけを考えてしっかりとやっていきたいと思います。また12月には、名古屋グランパスに関わる全ての人が、ハッピーな結果を残せるようにしたいと思います」
●千代反田充選手:
「アルビレックス新潟から来ました、千代反田です。今回、移籍というチャンスを頂いて、非常に感謝しています。まずは監督、名古屋グランパスがやりたいサッカーを理解して、あとはその中で自分のプレーというものをしっかり出して、目標を達成できるように日々やっていきたいと思います」
●ダニルソン選手:
「札幌から来ました、コルドバ・ダニルソンです。よろしくお願いします。私はできるだけグランパスで多く試合に出て、できるだけチームに貢献できるようにベストを尽くしたいと思います。日本で2年目のシーズンになるんですけども、J2から来ましたが、J2のチームとJ1とでは色々異なることがあると思います。そのことに早く慣れて、1日でも早く自分の力を発揮できるように頑張りたいと思います。早くチームメイトとも息が合うように、慣れていきたいです。そして仲間とともに、今年はグランパスがタイトルを獲得できるように、自分がそのことに貢献できるようにベストを尽くしたいです。今回の移籍に対して、成立させてくれた全ての関係者と監督に感謝します」
<質疑応答>
●高木義成選手:
Q:移籍に至る経緯を教えてください。
「話し出したら時間が足らなくなっちゃうので、簡単に言わせてもらいますと、12〜13年ヴェルディにいた中で、大きな試合を経験したシーズンもあります。もう1回チャレンジ精神というか、日本で一番素晴らしいGKがいるクラブに行きたいと思いまして。試合に出ることも大事なんですけど、やりがいだったり、サッカー人生をもう1回見つめ直したくて。素晴らしいクラブで、素晴らしい選手もいるんで。リーグ優勝という目標を言える環境にいたいなと思いまして」
Q:楢崎正剛選手がいることは、モチベーションなのでしょうか。楢崎選手の存在というのは?
「まだわからないんですけどね。まあ、それも聞かれるだろうなと思って考えてきたんですけど(笑)。簡単に言うと富士山みたいなものです。遠くから見たら『ああ、キレイだな、すごいな』というだけで。ただ近くになると、山は登るものですけど、一緒にやることによって、もしかしたら自分はここで負けないと思えることもあるかもしれない。それにGKというのはひとりでは、チームのゴールを守ってないと思っているので。最終的には1番手、2番手、3番手となっても、みんなで守っているという感覚じゃないと。と考えられるようにはなってきました」
Q:富士山に例えた楢崎選手よりも、ここは優れているというアピールポイントは。
「おっしゃっていただいて悲しいですけど(笑)、プレーの方は、一緒にやるのとテレビで見るのとは違うので、これからわかったら報告します」
Q:これも答えは用意してあるんでしょうが、背番号50の理由は。
「新しいチームに来た時に、誰かがつけていた番号よりは、自分が名古屋でつけた番号という風にしたかったのもあります。ヴェルディの時の21番は、本並(健治)さんが、『借りる』って表現をしてるんですけど、本並さんが引退した時に『お前がつけろ』といってくれたんですね。そういった番号だったので、チームを離れたので。まあ、あとはネタになるかなと(笑)」
Q:J2ではゴールを決めてるんですね、どうですか、J1でも。
「まあ、そういう機会があれば取ってみたいというのはありますけど、狙ってやったわけではないので。それよりは1点を防げるキーパーになりたいですね」
Q:それではサポーターへ向けて一言。
「僕はこうやって喋れば、なんだか面白そうなヤツだなとわかるんですけど、先ほども言いましたけど、名古屋に関わる人たち、サポーターが幸せな1年にしたいので、ともに戦っていただけたら、心強いです」
Q:ご家族は東京に残られているんですね。ご家族からは何か言われましたか。
「まあ、『しっかり頑張って、呼んでちょうだい』と(笑)。そんな感じです」
●千代反田充選手:
Q:2度目の移籍ですが、何か違いは?
「いや、そんなに違いはないですけど、前回よりは少しリラックスできているかなと思います」
Q:堅守のクラブから名古屋に。移籍の経緯をお聞かせください。
「前の新潟ではしっかり試合に出させてもらって、非常に大事にされていましたし、その意味で居心地はよかったんですけど、続けることと何かを変えること、両方の局面で成長はできると思うんで。移籍は自分を成長させてくれるきっかけになるんで、新潟に移籍した時と同じような気持ちで、一からスタートできるかなというのもありました。今回、チャンスを頂いたことで、移籍しようかなと思いました」
Q:学生時代には練習参加など縁のあった名古屋に、いま移籍することになったことについて教えて下さい。
「そうですね、名古屋の初代監督の平木(隆三)さんには本当によくしていただいて。高校の時、僕がそんなに試合に出てない頃から声をかけて頂いていたので、その意味では、その思い出もひとつの要因になったかなとは思います」
Q:闘莉王選手の加入といい、名古屋は本気です。そこでどのようにアピールしますか。
「会見前の(GMの)久米(一正)さんの話にもあったんですけど、かなり監督も攻撃重視なので、そういった意味でかなり負担のかかるポジションにはなってくるんですけども、だからこそやりがいもありますし。僕としてはポジショニングとか、バランスを取るといったことが成長してきていると思うので、そのあたりでアピールすれば、チームに貢献できると思っています」
Q:昨季まで敵だったストイコビッチ監督や、名古屋のスタイルにはどのような印象が?
「監督のイメージとしては、熱いというものがあります。1回、昨季の試合で新潟のホームで戦った時に、マギヌン選手が退場して、僕がそこに寄っていったら突き飛ばされたんですね(笑)。あ、ヤバイなと。大丈夫かな、憶えられてないかなと(笑)。そういった、戦うイメージが強いですね。名古屋のスタイルのイメージは、サイド攻撃が怖い、個人としても力があって、試合を決められる選手がいっぱいいる。もっともっと結果を出せるチームだと思うんで、来られて嬉しいです」
Q:座右の銘などはありますか。
「特別ないんですけど、限られた時間しかサッカー選手としてプレーできないので、毎日しっかりサッカーのことを考えていくってことは大事にしています」
Q:サポーターに一言。
「まずは試合にしっかり出て、みなさんと一緒に笑えるようにやって行きたいと思います。よろしくお願いします」
●ダニルソン選手:
Q:日本のトップ、J1でやることになったことについては。
「すごく違いはあると思います。自分のイメージではJ1のチームはボールを大事につないでいくサッカーのイメージがあります。J2はとにかく速い。そのあたりのイメージがあります。早くJ1のサッカーに慣れて、自分の力を発揮できるようになりたいと思います」
Q:その中でどういうプレーをしたいか、自分のここを見てくれというところは。
「まず、自分の持ち味はアグレッシブなプレー。そこを見て欲しいですね。とにかく試合の中で、貪欲にボールに絡んでいくプレーを出していきたいと思います」
Q:昨季のJ2では6得点。ボランチとしては得点力がある方だと思います。そこも見所ですか。
「そうですね、常にゴールへの意識は持っています。チャンスがあれば極力ゴールを目指していきますし、自分のゴールで名古屋を勝利に導ければとも思っています」
Q:ストイコビッチ監督の、選手としてのイメージは。
「まずはとにかく技術が高いというイメージがあります。いろんなチームでプレーした経験を持っていますし、どのチームでも中心選手としてやってきたイメージも。自分としてもすごくいい選手だなと思っていました。自分のコンディションをできるだけ高く保っていければ、監督の良いところを真似しながら、自分も中心選手としてプレーできればと思っています」
Q:監督には『ピクシー』という愛称がありましたが、ダニルソン選手の愛称は?
「ダニ、と呼んでもらいたいです。短くて憶えやすいと思います(笑)」
Q:ではダニさんから…。
「さん、はいりませんよ(笑)」
Q:では、ダニ(笑)、サポーターへ一言。
「とにかく、できる限りグランパスでプレーをして、チームに貢献したいと思います。ぜひ今年はタイトルを取れるように頑張りたいと思います。また、サポーターの皆さんと勝利を分かち合って、喜びを分かち合いたいと思います。自分にとっては12月までの契約ですが、できるだけ長く名古屋でプレーできるように頑張りたいです」
以上