1月22日(金)、山形県総合運動公園 総合体育館にて、モンテディオ山形の2010新加入選手記者会見が行われました。会見での出席者のコメントは以下の通りです。
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●小林伸二監督:
「みなさん、こんにちは。12月というのはすごくさびしい思いをしましたけど、1月に入ると、私は九州・福岡にいまして、なかなか情報が入らないなかで、メディアにうちの選手が出てくるのを楽しみに見てました。本当に、やっと来たという思いがしています。先ほど、GMのほうから言われたように、本当にいい補強をしてもらいました。ちょっとだけビビッてます(笑)。いい選手が来たので、これは逃げられないなあと。去年までは弱いチームと見られていたから大したことないと思っていたんですけど、いい選手がそろうと、楽しい部分と、期待が大きくて自分の技量では不安だなあというところがあります。そういうふうな形で、本当にいい補強をしてもらいました。
昨年は、失点40というとかなりいい守備だったんですけど、得点は32。足らないんですね。そういう意味では、攻撃的な選手がたくさん入った。フォワードもそうですけど中盤の選手も攻撃に絡む選手が入ったということと、(昨年の)3月、4月はすごくよかったんですね。一昨日、新聞を見ていたんですけど、4月の新聞を見ていたら、うちは2位だったんだなというのがありまして、『4月10日はまだ2位だったんだなあ』と。そのへんまではよかったんですよね。5月になって何が悪かったかというと、センターバックとボランチが壊れたんですね。やっぱり一生懸命やってくれるので、一番J1の強いポジションに対応して、そのへんが壊れました。そういう意味では、今日発表できてないんですけど、センターバックが入ります。で、ボランチが厚くなりました。そういう意味では、かなりいい補強ができたと思っています。あとは、優秀な高校生のゴールキーパー、もうひとつは大卒。大卒はチームで育っている選手と違って、大学の4年間というのはすごくいろんな経験をすると思います。この2人(中野圭、伊東俊)については将来、山形を支える人材だと思っています。本当にいい選手が、バリエーション多く集まったなと思っています。
昨年はあまり深く考えずに勝点40と言って、39だったんですね。今年は何回か徹夜で考えて、どうしたらいいかなあと思って、考えました。私はですね、今年トップの監督業をして10年目になります。10年前はスタッフの人が年上で、『お願いします、お願いします』というふうな感じだったんですね、自分が一番若かったから。ところが、もうそろそろ周りを見ると自分が年上になって、偉そうになっている自分がありまして、慣れても少し謙虚に、マンネリをなくして今年は戦っていきたいと思います。今年は……すみません、50(歳)になります。50で勝点50取りたいということで、そういうふうに決めました。50取るにはどうしたらいいかというと、15勝5引き分けで50なんです。14勝8引き分けで50なんです。昨年は10勝しました。で、ホームのアントラーズのゲームとレッズのゲームは可能性が限りなく『勝ち』に近かったんですね。あのへんを入れて(勝利数が)12ぐらいになると、もう少し頑張ればいいのかなということで、厳しいですけど、50。裏付けとしては、トップ10に入りたい。トップ10をめざすと、40台から50台がちょうどいいくらいかなと思っています。50を目指すというところで考えています。今日引っ越しをするんですけど、番地も15なので、15勝がいいかなと。すみません(笑)。そういう思いで、今日も選手には50歳なのでぜひ(勝点)50をプレゼントしてくださいと言いました。
すごく楽しみなチームができるんじゃないかなと思っています。寅年なので、講釈だけじゃなくて、今言ったことが実現できるようにトライを……『虎・意』をしていきたいと思いますので、昨年以上に応援してもらわないと、たぶんめげると思いますので、一緒に戦ってほしいと思います。今日から始まりますけど、すごく楽しみに、希望をもって山形に参りました。みなさんと一緒にまた今年1年やれることを楽しみにしています。一緒に戦っていきましょう!(と右手を突き上げる)」
以上
★山形:新加入選手会見