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【東アジアサッカー選手権2010 決勝大会/東アジア女子サッカー選手権2010】決勝大会記者発表会での登壇者コメント(10.01.12)

2月6日(土)〜2月14日(日)に東京/国立競技場・味の素スタジアムで開催される、東アジアサッカー選手権2010 決勝大会/東アジア女子サッカー選手権2010 決勝大会の記者発表会が本日開催されました。会見での、登壇者のコメントは以下の通りです。
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●小倉純二 東アジアサッカー連盟 会長:

「今回の大会は第4回目ということになりますが、東アジアサッカー選手権は東アジアのレベル向上、ひいてはアジアのレベルアップにつなげていこうという趣旨で始まったものです。予選の過程を通じて、特にグアムやモンゴルといった東アジア加盟国のFIFAランキングが上がったりしていまして、この大会を実施していることについて、各国が喜んでいるという状況にあります。

今年はワールドカップイヤーということで、韓国と日本にとってはチーム力の向上であったり、選手を試す機会になると思います。中国は本日はお見えになっていませんが、アジアカップ、あるいはアジア大会、それから次のワールドカップ予選に向けて新しいチームを作っていくという事で、後ほどメッセージが紹介されると思います。香港は、ご存知のように年末に東アジアサッカー選手権大会準決勝大会でチャンピオンになっての参加となります。

一方、女子では本来なら中国・北朝鮮・韓国・日本というアジアベスト4が戦う大会を予定していましたが、北朝鮮についてはビザの問題がありまして、大会の参加を辞退することになりました。東アジア連盟のなかで相談しまして、予選第2位でありますチャイニーズタイペイが北朝鮮の代わりに出場することになります。

女子につきましても東アジアのレベルは高く、今年5月に行われる女子のアジアカップ、7月のU-20ワールドカップ、そして来年の女子ワールドカップに備えての東アジアのレベルアップということで、この大会は非常に期待されています。
寒い時期ではありますが、ぜひお越し頂いて楽しんで頂ければと思います」

●田嶋幸三 財団法人日本サッカー協会 専務理事:

「先ほど小倉会長からこの大会の素晴らしさ、歴史・見どころは説明がありましたが、我々はホスト国として素晴らしい環境を提供したいと思っています。今回は味の素スタジアムと国立競技場で開催されるわけですが、ピッチ状況を含めて完ぺきな状態で迎えたいと考えています。

試合が素晴らしいものになるように、ワールドカップに向けての強化になるチーム、次のステップに向けて強化になるチーム、そしてワールドカップ出場国を破ってきた香港のようなチーム、こういうチームがいいパフォーマンスを出せるように最善を尽くしたいと思います。

女子は残念ながら北朝鮮を迎えることできませんでしたが、女子代表の強化につながる熱い大会をしてもらえるように、ホスト国として全力を尽くしていきたいと思います」

Q:北朝鮮女子の大会不参加に至った経緯は?
「昨年末に文書にて『参加を取りやめたい』ということを頂きました。ビザの問題があるのではないかということだったんですが、政府関係者のご努力によって選手団、役員、すべてを認めますという了承を頂き、文書で返事をいたしました。

その中で、改めて1月7日に『参加をしない』という文書をもらいましたが、それに対しても再考のお願いをしました。最終的に、電話にて確認したところ、その決定が変わることはないということでしたので、このような対応とさせていただきました。

本当にぜひ来てほしかったので残念ではありますが、私たちはすべてを受け入れるということを伝えた上での返事なので、我々がこれ以上申し上げる立場にはないと思っています。

(出場辞退は)今回の事だけだと考えていますし、我々は今後ビザが必要な国に対して、どの国が来ても同じ対応を取ることをお約束できると、これはAFCそしてFIFAに対しても伝えているところです」

●岡田武史監督(SAMURAI BLUE)
「この大会は今(資料を)見ていても日本代表が一度も優勝していませんし、今回ホームでやる大会なので、是非タイトルを取りたいと思っています。それとともに、ワールドカップ本大会に向けて、国内組を中心にベースアップができる貴重な機会だと思っています。いい対戦相手がそろっているので、この機会に、もうワンランクチーム力をあげたいと思っています」

●CHO Young Jeung 韓国代表チーム(男子)技術部長:
「この大会は東アジアサッカーの発展を支えており、これからもそうあると思っています。この大会では、韓国と日本というワールドカップ本大会に参加するチームが直接対決をするということで、事前のいいトレーニングになると思っています。この大会に参加するすべてのチームが発展することを祈念して、またこの大会の成功を心からお祈りしています」

●CHAN Hiu Ming 香港代表チーム(男子)技術部長:
「実は今回香港が出場することになって驚く方が多いのではないかと思います。我々は、準決勝大会でかなりいい戦いをしまして、予選を突破しました。ただ、今回の大会においては、我々は他の参加国ほど強くないことは実感しています。だからと言って怖気づかずに、この大会を通じて皆さんを驚かせるようなプレーをしたいと思っています。最後に、東アジアサッカー連盟、そして日本サッカー協会の温かいおもてなしに感謝を申し上げます」

●上田 栄治 なでしこジャパン(日本女子代表) 女子委員長:
「現在、なでしこジャパンはチリに遠征中です。今月末には帰国しまして、数名を追加して、この大会の代表選手を選ぶ予定です。前回大会に続いて優勝を目指します」

以上

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■SAMURAI BLUE、なでしこジャパン試合予定
2月6日(土)味の素スタジアム
15:30 なでしこジャパン vs 中国女子代表
19:15 SAMURAI BLUE vs 中国代表

2月11日(木・祝)国立競技場
15:15 なでしこジャパン vs チャイニーズ・タイペイ女子代表
19:15 SAMURAI BLUE vs 香港代表

2月13日(土)味の素スタジアム
15:10 なでしこジャパン vs 韓国女子代表

2月14日(日)国立競技場
19:15 SAMURAI BLUE vs 韓国代表

★東アジアサッカー選手権2010決勝大会 チケットは1月16日(土)〜発売開始!
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