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【J2:第43節 水戸 vs 徳島】試合終了後の各選手コメント(09.10.03)

10月3日(土) 2009 J2リーグ戦 第43節
水戸 0 - 3 徳島 (13:04/笠松/1,595人)
得点者:64' 挽地祐哉(徳島)、68' ファビオ(徳島)、73' ペスンジン(徳島)
スカパー!再放送 Ch181 10/4(日)08:00〜(解説:遠藤雅大、実況:加藤暁、リポーター:佐藤愛美)
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●遠藤敬佑選手(水戸)
「今は新しいことにトライしていて、今日はやりたいことができた感じもあるけど、試合に勝って満足しないとダメ。1点入れられた後がきつい。だから負けている。やりたいことをみんな理解しているなら、失点しても返せると思う。でも、そこで攻撃の選手と守備の選手とで意識がバラバラになってしまう感じがある。今までやってきたやり方と新しいやり方がうまく回っていない。みんな自信なくプレーしているので、自分が少しでもつぶれ役になろうと思ってボールをもらおうとしている。今までは動いてもボールが出てこなかったけど、今日は(吉原)宏太さんや(キム・)テヨンが近くにいてくれて、ボールをしっかり出してくれた。あとは質の問題。ただ、もう上しか見れない状況。1試合1試合気持ちを入れてやらないとうまく回らない。下向いている暇はない。上向いてやるしかない」

●吉原宏太選手(水戸)
「生まれてはじめて情けなくて涙が出た。やっていミスするのは仕方ないけど、クリアするならもっとはっきりしないといけない。足先だけじゃダメ。それをやらないとチームがどうなるかを考えてほしい。今の流れの中で絶対に軽いプレーをしてはダメということで今週はやってきたし、ビデオを見たり、ミーティングを繰り返してやってきた。それでいいサッカーをしていただけに、ああいう1個のプレーで流れが変わってしまうことが情けなくて……。自分が下がった後もなんとかひっくり返してくれるだろうと信じていたけど、2失点するまでの過程が情けなかった。4連敗して、ホームに臨むということで気持ちを見せてやりたかった。1失点した後、今まではバタバタしたけど、今日は追いつけば勝てる気持ちがあった。そこで我慢できれば、チャンスが来ると思っていた。それなのに2失点してしまって、監督も動かざるを得なくなってしまった。失点に関して、頑張っても止められなかったのではなくて、プロでは考えられないプレーが2つ続いてしまった。ただ、誰のせいとかではなくて、ああいうプレーが出るチームの状況が情けない。ショックを通り越している。弱さが出ての失点。甘さ以上にひどいいい加減さ。2度とこういう試合をしてはいけない。もっと体を張って勝とうとしないといけない。この負けを重く受け止めないといけない」

●大和田真史選手(水戸)
「自爆した感じ。もったいない。失点までは今年の中でも数えられるぐらいのナイスゲームだったし、ボールもよく回った。これまでチームとして失点は全体の責任だし、得点は全体のおかげというスタンスでやってきた。1点目のテヨンのミスはたまたま。ああなる前にアラはあったはず。ああいう状況にならないようにすることの方が大事。もったいない。2失点して、みんな頭が下がった感じがあった。それが残念。失点するまでのサッカーをベースにしないといけない。ただ、ゲームを作る段階でミスが出ると難しい。確実につないでいかないと今のサッカーはできない。課題はいっぱいある」

●菊岡拓朗選手(水戸)
「最後のところをもっと質を上げないといけない。そうじゃないと自滅してしまう。今日は自分たちが主導権を握れたし、シュートで追われていた。そこをもっと丁寧かつ大胆にやれればよかった。失点前のチャンスを決めたかった。先制されるとメンタル的に元気がなくなる。それで2点目を簡単に取られてしまう。なんとかしたい。ただ、今日は1失点しても自分たちの形を変えずにいけた。そこでミスが出てしまったことが残念。先制点がとにかくほしい。切り替えてやるしかない。とにかく勝ちたい」

●鈴木和裕選手(水戸)
これをいい経験として捉えないといけない。1点取られた後に追いついて勝つためにも強い部分を出さないといけないということが分かったと思う。練習の中からどんどんチャレンジしていかないと次に進めない。そういう部分でいい経験をしている。若い選手が今の状況をしっかり考えて、チームを引っ張って勝ちに行く姿勢を見せられれば、チームは自然とよくなると思う。負けてそのまま終わるのではなく、経験したことを次につなげないといけない。前回よりよくなった部分は残しつつ、負けた原因を探らないといけない。それを1人1人が考えて、次につなげないといけない。若い選手がいつまでもベテランに頼るのではなくて、引っ張っていってもらいたい。(ミーティングなど)吉原や本間が言いだすのではなく、彼らが言い出すようにならないといけない。自分たちでどうすればいいのかを考えてもらいたい。ただ、そういう意味ですごくいい経験ができていると思う。全員でいい方向に持っていけるようにやっていきたい」

●森村昂太選手(水戸)
「1失点してから、全体の気持ちが切れている感じがあった。ミスで失点した後も変わらずにやらないといけなかった。失点してなかったら、もっとピリッとしてできたと思うが、全体的にゆるくなってしまった。90分通しての戦いがしっかりできるようにならないといけない。前半はやれていただけに残念。今日は自分の責任。2失点目は自分のミスから。夏場は先制されることが少なかったけど、そういう意味で弱さが今はモロに出ている。今日はボールを持てていたから、2点取れると思っていた。1失点した後に耐えるか、もしくは先制点を入れることが大事」

●挽地祐哉選手(徳島)
「1点差の勝負になると思っていたので、数少ないチャンスを狙っていた。必ず自分のところにチャンスがめぐってくると思っていた。その通りにボールが来たので、思い切り振りぬいて打ちました。無失点に関しては全員が体を張って、我慢のサッカーができた。我慢して粘り強く戦った結果、無失点で勝つことができた」

●ペ・スンジン選手(徳島)
「みんなの勝ちたい気持ちが強くて、それが結果に表れた。水戸は流動的に動いてきたので、やりにくさがあったけど、自分たちが粘り強く守れば、勝てると信じて戦っていた。ゴールはかなりいいコースにボールが入ってきたので、きれいに決めることができた。普段から練習している形だったので、きれいにきめることができた。これから上位との対戦が続くけど、それよりも残り8試合すべて勝つという気持ちで戦っていきたい」

以上
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