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コラム

Jリーグ副理事長 原博実の超現場日記

2019/9/9 19:25

【原博実の超現場日記2019/第26回】ルヴァンカッププライムステージから始まったVAR。現場にいて実感したことは多い

Jリーグの原博実副理事長がスタジアムや視察先で見たもの、感じたことを率直な言葉で綴る『超現場日記』。9月8日はJリーグYBCルヴァンカッププライムステージ準々決勝第2戦・サンフレッチェ広島vs北海道コンサドーレ札幌視察のため、エディオンスタジアム広島を訪れた。

 

■追う広島は攻め込んだが

7日の土曜日は明治安田生命J3リーグ第22節のロアッソ熊本vsガンバ大阪U-23を視察。翌日曜日は熊本から広島へ移動となった。
広島もまだまだ暑い。アストラムラインの「広域公園前駅」からエディオンスタジアム広島へ向かう。坂道を上がっていると大汗だ。しかし、日陰に入ると心なしかちょっと涼しい。

「もう一つのルヴァンカップ」参加スタジアムグルメである「もみじまんじゅうルヴァンプライム揚げ」(※)は残念ながら完売。食べてみたかった
※もみまんじゅうにルヴァンプライムスナックを衣としてまぶして揚げたもの。

4日に札幌厚別公園競技場で行われた準々決勝第1戦は、ホームの札幌が広島に3-2で勝利を挙げている。敗れるもアウェイゴールを2点奪った広島は、ホームで迎えたこの第2戦で1-0以上なら準決勝進出が決まる。失点すると2得点以上取らないといけない。

19時3分キックオフ。ではハイライトをどうぞ。
https://youtu.be/DGwf48FSgPY

アウェイ・札幌の布陣は、ジェイの1トップに、アンデルソン・ロペスとルーカス・フェルナンデスの2シャドー。鈴木武蔵とチャナティップは代表で不在。しかし、A・ロペスと鈴木の2人も力はある。
一方の広島は、ドウグラス・ヴィエイラ、レアンドロ・ペレイラがケガのためベンチ外。渡大生の1トップに、東俊希、川辺駿の2シャドーで試合に入った。第1戦を落としている広島は点を取りに行くが、9分先に失点を喫する。前半に渡が決定機を作るも、シュートは外れた。

2点が欲しい広島は、後半から青山敏弘を投入。49分、CKの流れから渡の得点で1-1。その後も、渡、青山、柏好文とチャンスはあったが2点目は入らず、1-1で試合終了。札幌がクラブ史上初のルヴァンカップ準決勝進出を決めた

 

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