2019/2/19 12:02
【原博実の超現場日記2019/第1回】今年もよいシーズンに!まずは埼玉でのFUJI XEROX SUPER CUP 2019・川崎Fvs浦和から
今季も変わらず現場の空気と声を伝えます。Jリーグの原博実副理事長がスタジアムや視察先で見たもの、感じたことを率直な言葉で綴る『超現場日記』。2019シーズンは、2月16日、FUJI XEROX SUPER CUP 2019川崎フロンターレvs浦和レッズからスタート!
■埼スタへの道はサポーターでいっぱい
快晴。
2月16日、FUJI XEROX SUPER CUP 2019。昨季、明治安田生命J1リーグ王者の川崎フロンターレと天皇杯王者浦和レッズが埼玉スタジアム2002で対戦する。
浦和美園駅を降りてスタジアムへ向かう。道には川崎Fサポーター、浦和サポーターでいっぱいだ。まるで新しいシーズンへの期待の足音が聞こえるよう。足取りも心なしか軽やかに見える。
9時過ぎ。キックオフは13時30分予定だが、昨年よりサポーターの出足は早い。
スタジアムの外では、今年も「FUJI XEROXグルメパーク」が開催されている。全国各地のスタジアムやホームタウンに行かなければ食べることのできない「ご当地グルメ」がそろっている。どれもおいしそうだが、栃木県グリーンスタジアムで販売されている「栃木のとちおとめメロンパン」を購入した。(※原副理事長は栃木県出身)。
■昨年より”戦う“姿勢が増した高校生たち
本戦に先駆けて、Jクラブユースと高校サッカーの逸材が対戦する「NEXT GENERATION MATCH」U-18Jリーグ選抜vs日本高校サッカー選抜は10時30分キックオフ。
U-18Jリーグ選抜には、FW櫻川ソロモン(ジェフユナイテッド千葉U-18)、FW松田詠太郎(横浜F・マリノスユース)、MF山田楓喜(京都サンガF.C.U-18)、MF松本凪生(セレッソ大阪U-18)など、楽しみな選手が多い。しかし、前を向けるのに、前を向かないシーンがまだまだ多い。前に良い選択があるのに、その選択が見えていない時がある。
ただ昨年までより、サッカーの原点である“戦う”、“身体を張る”シーンは明らかに増えた。その上でまずは所属クラブで、自分の武器、特徴を伸ばしてほしい。小さくまとまらずに、大きく育ってほしい。
■川崎F、浦和、両者とも新戦力を試す
いよいよ川崎Fvs浦和が始まる。国歌斉唱は、女性ボーカルグループの「Little Glee Monster」。美しい声がスタジアムに響きわたった。
例年は、FUJI XEROX SUPER CUPの翌火曜日か水曜日には、ACLグループステージ初戦があった。しかし、今季は1週間空く。両チームの明治安田生命J1リーグ第1節は2月23日。当然、ともに新戦力を試している。
川崎Fは右サイドバックにマギーニョ、センターフォワードにレアンドロ・ダミアン。小林悠は基本的には右サイドだが、積極的に中央にも入る。
一方の浦和。セントラルMFに新戦力のエヴェルトン。2トップには興梠慎三とC大阪から移籍した杉本健勇が先発した。
ではハイライトをどうぞ。
https://youtu.be/5HLF0z6U3O4
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