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コラム

Jリーグ副理事長 原博実の超現場日記

2018/11/12 18:16

【原博実の超現場日記2018/第15回】鹿島アントラーズ悲願のACL優勝!全員でつかんだ勝利。おめでとう!

Jリーグの原博実副理事長がスタジアムや視察先で見たもの、感じたことを率直な言葉で綴る『超現場日記』。11月10日(現地時間)には、AFCチャンピオンズリーグ決勝第2戦・ペルセポリスvs鹿島アントラーズを視察するためイランのアザディ・スタジアムを訪れた。

 

 

■イラン版ブブゼラの音がうるさい

ACL決勝第2戦、決戦の地。アザディ・スタジアムの入り口。

到着した時にはすでにスタジアムは満員だった。鹿島のサポーターはゴール裏2階席の中央に集められている。

鹿島の先発メンバーは3日の決勝第1戦、県立カシマサッカースタジアムでのメンバーと同じ。GKクォン・スンテ、最終ライン右から西大伍、チョン・スンヒョン、昌子源、山本脩斗、中盤の底は三竿健斗、レオ・シルバ、サイドが土居聖真と安部裕葵、最前線はセルジーニョと鈴木優磨が2トップを組む。

6日火曜日の明治安田生命J1リーグ第32節・柏レイソル戦では、メンバーを総入れ替えして3-2の勝利。今の鹿島はタイトな日程でもチーム一丸となって勝ち続けている。

キックオフ前の雰囲気は素晴らしいものだった。

公式入場者数10万人。イラン版ブブゼラの音がうるさい。耳に残る。隣の人との会話もまったく聞こえない。

18時30分、キックオフ。初戦を落としているペルセポリスは予想どおり積極的に攻撃を仕掛けてくる。対する鹿島は落ち着いている。前線からしっかりと守備をしながら、カウンターを狙う。最終ラインと三竿健斗はしっかりバランスが取れている。相変わらずレオ・シルバの寄せは速い。何よりGKクォン・スンテだ。ACLにめっぽう強い。全北現代在籍時にACLでタイトルを2度、獲っている。

前線の鈴木優磨とセルジーニョ。中盤サイドの土居聖真、安部裕葵。コンディションは良さそう。前半のうちに鹿島が1点取ることができれば、かなり優位になる。しかし、ペルセポリスに得点を許すと間違いなく勢いに乗ってしまう。少なくとも前半は失点をしたくない。

ではハイライトをどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=-3wgl2pNmWQ

 

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