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2015/12/4(金)12:53

G大阪前日練習レポート(12月4日)【決勝】

 練習後囲み取材に応じる長谷川健太監督。真摯に、熱く、第2戦に向けての意気込みを語った。(写真:高村 美砂)
練習後囲み取材に応じる長谷川健太監督。真摯に、熱く、第2戦に向けての意気込みを語った。(写真:高村 美砂)

明日のアウェイでの第2戦を前に、本日は非公開練習で調整を行ったガンバ大阪。チームの雰囲気等は確認出来なかったものの、練習から戻った選手の個々の表情は、誰もが決戦に向けて、引き締まったいい表情をしており、第2戦への期待を膨らませるものだった。

試合後、報道陣の囲み取材に応じた長谷川 健太監督は「負けたとはいえ、試合が終わったわけではない。我々には残り90分ある。難しい状況であることは理解していますが、勝つことが不可能な状況とは思っていないので、しっかり切り替えて全員で第2戦に乗り込みたい」と改めて第2戦への決意を語り、第1戦を踏まえて勝負どころを口にした。
「広島はおそらく第1戦のような戦い方をしてくることが予想できるだけに、そこをどうこじあけるのかを考えなければいけない。ただ相手のカウンターの鋭さを考えれば、また先に先制点を許すような展開になると3点獲らなければいけないということになりますからね。それを踏まえて、リスクを負ってでも出て行くか、相手の出方をみながら試合を進めるのか。それは明日の試合を観てもらえればと思います。

ここまで長いシーズンをかけて攻撃のいろんなパターンを試してきた。ACLで絶対に点を取らなければいけない状況では倉田をサイドバックに置いたこともあったし、パトリックと長沢に2トップを組ませたこともある。それらの中から明日の試合では最も有効だと思う、最大限に点を取れる布陣を敷きたい。うちが先制点を取れれば広島にプレッシャーをかけられるし、より勝利の可能性を広げることはできる。それを実現するためにも、ホームでの3失点は忘れて、次の90分を戦い切ることを考えたい」

チームは本日の練習後、決戦の地、広島へ移動。明日19:30からの正念場の一戦に気持ちと身体を最大限に研ぎすませる。

[文:高村 美砂]

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