レポート
2015/11/27(金)17:10
データから見る明治安田CS準決勝【浦和vsG大阪】
サンフレッチェ広島の待つ明治安田チャンピオンシップファイナルへ進むのはどちらのチームか?準決勝で対戦する浦和レッズとガンバ大阪のデータをプレビューとして紹介する。
まずはホームの浦和。浦和の特徴的なデータは、ボール支配率、チャンス構築率(シュート数を攻撃回数で割ったもの)、クロスからの得点でいずれもリーグトップを記録している。トラッキングデータは走行距離、スプリント回数共に平均的な数字。タックル平均ラインは40.2m(自陣ゴールラインからの距離)と比較的高い。
一方のG大阪は浦和ほどリーグトップクラスの数値を残せていない。守備面でもクロスからの失点が30%でリーグワーストと、クロス攻撃を得意とする浦和との相性という意味では心配なデータが出ている。トラッキングデータはこちらも平均的な記録となっているが、走行距離、スプリント回数共にG大阪が浦和を上回っている。タックル平均ラインは35.8mと低め。
一発勝負ということでリーグ戦と違う戦い方をする可能性もあるが、今シーズンのデータに基づく見どころとしては、「クロスの攻防」に特に注目したい。
※データは11月25日時点
※図中のシュート数はデータスタジアムが独自に集計した数値で公式記録とは異なる。
(文章/データ提供:データスタジアム株式会社)