シャレン!Jリーグ社会連携

V・ファーレン長崎
被爆地のプロスポーツクラブ(Jリーグクラブ・Bリーグクラブ)として、自治体・高校生とともに日本全国、世界、そして次世代へと発信する平和へのメッセージ
V・ファーレン長崎、長崎ヴェルカは、創設時からスポーツを通じて平和な世界へ寄与することを掲げています。ファン・サポーター・ブースターの方々とともに、スポーツを安心安全に楽しめる平和な世界を国内外へ発信していくことは、被爆地のプロスポーツクラブの使命と考えております。
不安定な世界情勢が今もなお続く中、2025年は被爆80年を迎えます。
若い世代の平和への関心の希薄化が懸念される昨今において、平和への想いを次世代にも継承すべく、トップチーム選手・スタッフが高校生平和大使とともに平和学習を行いました。
- 活動場所
- PEACE STADIUM、トランスコスモススタジアム、長崎市役所、平和公園、爆心地公園
- 協働者
- 行政、学生、ファン・サポーター、スタジアム、選手、プロスポーツクラブ
- 協働者名
- 株式会社長崎ヴェルカ、長崎市役所、高校生平和大使、学校法人 長崎日本大学学園 長崎日本大学高等学校など
協働者の声
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高校生平和大使/木場 笑里さん
私たち高校生とプロスポーツ選手が、核兵器や平和について身近に捉えてもらうためにはどうしたらいいのかを議論し、ゴールパフォーマンスで平和を象徴するポーズを取るなどの発信も行いました。地道な活動の積み重ねが世界に向けた強いメッセージとなり、平和な世界の実現に向けた重要な一歩になると確信しています!
活動詳細情報
1.公式サイト
4.NHK公式HP
ストーリー
V・ファーレン長崎、長崎ヴェルカは、創設時からスポーツを通じて平和な世界へ寄与することを掲げています。同じグループ会社に所属する2つのプロスポーツクラブが連携して、社会連携活動をともに行えることは、単一競技クラブではリーチしきれない、幅広いファン・サポーター、ブースターの方々に平和のメッセージを届けることができる最大の強みであり、今後もより一層、活動の幅を国内外へと広げていきます。


不安定な世界情勢が今もなお続く中、2025年は被爆80年の節目の年となります。
国内においては、戦争のない平和な時間を過ごすことができている一方で、「若い世代の平和への関心が薄れてきているが、行政だけでは発信力が弱い」という相談を長崎市の被爆継承課の方々から頂きました。この課題に対し、プロスポーツクラブが持つ発信力をもって貢献し、次世代に対しても過去の経験と平和への想いをつないでいくため、2024年7月22日に、両クラブのトップチーム選手・スタッフ計60名が高校生平和大使の皆さんとともに平和学習を行いました。
平和学習では、これまで両クラブが取り組んできた平和祈念活動について説明を行った後、高校生平和大使の皆さんから、世界における核兵器の現状や平和大使の皆さんの活動について紹介をいただきました。
その後、選手と高校生がミックスされたグループに分かれて、「スポーツと平和の繋がり」「スポーツを通してどう平和のメッセージを発信できるのか」など自分たちが今できることを考え、意見を交わしました。プロスポーツ選手、高校生のそれぞれの観点から様々なアイデアが出され、『勝利後の、サポーターとのカンターレの際に平和の歌を一緒に歌おう』といった具体的なアクションプランも話し合われました。
平和学習後は平和公園へ移動し、献花を実施。
平和学習を通して長崎で過去に起こった歴史を学ぶとともに、スポーツを通して発信できる平和のメッセージについて、それぞれ一人ひとりが考える時間となりました。
V・ファーレン長崎、長崎ヴェルカは、被爆地長崎にあるプロスポーツクラブとして、今後もナガサキから世界へ平和のメッセージを発信していきます。