シャレン!/Jリーグ社会連携

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Jリーグをつかおう!社会のために。

徳島ヴォルティス

ヴォルティス元気っずプログラム

幼児期に必要とされる多様な動きの獲得や体力・運動能力の向上を目的とした「運動遊び」と体の成長に不可欠な「栄養素の学習」を通じて、活動的で健康的な生活習慣を習得し、生涯にわたり豊かな人生を送るための基盤づくりに繋げる。令和2年度プレ実施。令和3年度よりPFSにて成果連動型を活用。美馬市内の認定こども園及び幼稚園に通う5歳児を対象に年間12回、普及コーチが日本スポーツ協会のアクティブ・チャイルド・プログラムとボールを使った運動遊びを実施し、ワークブックやSNSを活用して保護者にも情報発信を行っている。

活動場所
美馬市
協働者
行政、 企業、 住民、 認定こども園 未就学児
協働者名
美馬市保健福祉部子どもすこやか課、公益財団法人日本スポーツ協会、大塚製薬株式会社、株式会社モルテン、丸忠笠井海産有限会社

協働者の声

活動詳細情報

1.公式note

ストーリー

子どもを取り巻く環境として、少子化や核家族化の進行により、兄弟姉妹や地域での集団遊びが少なく、また、外遊びができる空きスペースや公園なども限られているため集団遊びや外遊びが乏しい状況になっている。さらに美馬市は公共交通機関が乏しいため、また保育所・幼稚園の統廃合により登園距離が増加したことなどから、こども園への登園は保護者の自家用車による場合がほとんどであり、日常生活での運動量は限定的となっている

最近の子どもの傾向として、「じっとしていられない」「集団での遊びが苦手」など個別での支援が必要な子どもの割合も増加している。運動面においても「両足跳びができない」「姿勢を正して椅子に座ることができない」「一段ごとに足を揃えなければ階段を降りられない」などの子どもが増えてきており、かつては、幼児期に身につけていた動きができず、怪我につながっていることもある。特に美馬市は面積の8割が山で、かつては子どもたちが山々を駆け上がり、それが体幹強化に繋がり、オリンピックの選手達を輩出していた。

そこでヴォルティス元気っずプログラムは、運動が苦手、あるいは、あまり運動をしていない子どもたちに対して、なぜ運動をしていないのか、その理由(障壁)を解決することで運動をする子どもを増やしていく、運動を好きになっていく子どもを増やしていくことを目指している。

園児数193名。KPIは①プログラム開始時に運動遊びが好きでなかった園児のうち、プログラム終了後に改善した園児の割合が70%以上、②プログラム開始時に運動遊びが好きでなかった園児を除く園児のうち、 プログラム終了後に維持又は改善した園児の割合が70%以上。結果はまだ継続中のため未定。健康の三原則「運動(ここでは遊び)」「栄養」「休養(ここでは睡眠)」を上手く取り入れ、実施前後でアンケートを活用することにより保護者も巻き込み、結果を見える化にしている。

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