シャレン!Jリーグ社会連携
松本山雅FC
みんなでつくろう「ゼロカーボンチャレンジマッチ」
松本山雅FCのホームゲームでは、平均約6,500キログラムのCO2が発生しています。1本の木が1年にCO2を取り込める量は約14キログラム。ホームゲームを開催するたびに、約460本の木を植えないとCO2排出量をゼロにすることはできない計算となります。
2023/6/17(土)のホームゲームを、「ゼロカーボンチャレンジマッチ」と題して、1試合のホームゲームにて発生するCO2排出量と、それまでにみんなで取り組んだ様々なエコ活動によるCO2削減量を相殺し、いかに0に近づけるか。地域の皆さん、ファン・サポーターのみなさんと一緒にチャレンジしました。
- 活動場所
- ホームゲーム会場、ホームタウン活動先、ファン・サポーターの皆さまの日々の生活
- 協働者
- 企業、 住民、 NPO、 ファン・サポーター、 民間団体
- 協働者名
- 軽井沢ハルニレ・グリーン・クラブ(NPO法人 織り成す軽井沢)、株式会社DATAFLUCT、地域住民、ファン・サポーター、NPO法人はぐまつ
協働者の声
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軽井沢ハルニレ・グリーン・クラブ(NPO法人織り成す軽井沢)/大野 和彦 氏
環境の取組みは、一人一人ではアクションを起こしにくいという課題があり、山雅ファンの「チーム愛」と「一体感」で取り組めたら大きなムーブメントが起こせるのでは!?と企画しました。ファンや地域の方々の積極的な関わりとスタジアム内外のエコ活動により6/17の試合でゼロカーボンを達成!目頭が熱くなりました!
活動詳細情報
3.公式サイト
ストーリー
松本山雅FCでは毎試合、ゴミの排出や燃料の使用などにより、平均で約6,500キログラムのCO2が発生しています。この数字は、1本の木が1年にCO2を取り込める量が約14キログラムと言われているため、ホームゲームを開催するたびに約460本の木を植えないと削減することができない量となります。
サッカークラブとして避けては通れないこうした問題に、松本山雅FCだけではなく、地域の皆さんやファン・サポーターの皆さんにも目を向けていただき、一緒に環境やエコについて考え、取り組み、広めていくために、2022シーズンに「good with YAMAGA」という企画を立ち上げ、取り組みをスタートさせました。
「good with YAMAGA」とは地域の皆さん、ファン・サポーターの皆さんから、環境やエコに優しい活動・アイデアを募集し、投票/採択された活動・アイデアをクラブがサポートして一緒に取り組む企画です。
採択されたのは、「good with YAMAGA マイボトルプロジェクト」「駅近でなくてもシャトルが使える!プロジェクト」「耐水性・耐久性の高い松本山雅グッズ活用プロジェクト」の3つ。この3つを中心として、みんなで取り組んでいる様々なエコ活動によるCO2削減量を1試合のホームゲームにて発生する排出量と相殺し、CO2の排出量を実質ゼロに近づけるチャレンジマッチ達成を目指しました。
行政や企業、市民活動団体等にもご協力いただき迎えた、ゼロカーボンチャレンジマッチ当日。プロジェクト起案者の方々の表彰セレモニーの他、「サッカー×松本×水」トークショー、good with YAMAGAバスの運行、おさがり絵本のおあずかり会など、環境・エコに関するイベントや取り組みを実施しました。
結果、削減できた量は16,192キログラム。一つの大きな目標を地域の皆さんと一緒に達成することができました。
今後さらに「地域を良くする」こと、まただれからも「愛される」「親しまれる」「応援される」クラブになることを目指し、地域の皆さん、ファン・サポーターの皆さんと共に環境やエコに優しい活動を続けていきます。