シャレン!Jリーグ社会連携
サガン鳥栖
サガン鳥栖のユニフォームでエコバックを作ろう
ホームゲームで配布した余剰となっていたユニフォームをリユースしエコバッグをつくるワークショップを開催。佐賀大学インターフェース科目スポーツイベントとボランティアリーダー授業にて佐賀大学生自らがサガン鳥栖・佐賀大学・地域の課題を解決する企画を立案。鳥栖まちづくり推進センターとも協働しワークショップを実施。夏休みは鳥栖地区の子ども向けに開催。そのワークショップを知った大人がまちづくり推進センターへ開催希望され、12月には大人向けのワークショップも実現し、エコバッグのみならず、ナップサックやエプロンなど制作し、来年度以降、小学校の裁縫の授業での取り組みを目指すことになっています。
- 活動場所
- 鳥栖まちづくり推進センター
- 協働者
- 学校、学生、協議会、元選手
- 協働者名
- 鳥栖まちづくり推進センター、佐賀大学、鳥栖地区青少年育成会
協働者の声
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鳥栖まちづくり推進センター/重松 彰彦 氏
環境を切り口に子どもたちへのサガン・ドリームスと佐賀大学のSDGsの取り組みに共感し、鳥栖まちづくり推進センターとして協働させて頂きました。実際に開催し、子どもたちのリアクションを見て、やって良かったと感じました。子どもたちだけでなく、高齢者の方たちへも企画が広がり、これからも是非続けていきたいイベントとなりました。
活動詳細情報
1.NHKニュース
ストーリー
4月、佐賀大学インターフェース科目スポーツイベントとボランティアリーダー授業に毎週参加することになり、サガン鳥栖の社会連携活動についても一緒に取り組むことになった。そんな中一つのグループが「SDGs」の課題に取組む企画を立案。
その中でサガン鳥栖が毎年、記念試合等で配布する記念ユニフォームに余剰があることに着目し新しい使い道を提案。ユニフォームをエコバッグへ様変わりさせることで、再利用、学び、コミュニティーづくり、ファン拡大など様々な効果に派生していくことも考え、次の解決課題を目的として提案。子どもでも簡単に取り組むことができるように、ハサミだけあれば制作可能なエコバッグづくりに取り組みました。
【解決課題/目的】
・ユニフォームの新しい使い道を提案
Lマイバッグの普及
・ユニフォーム再利用の可能性の提案
Lリサイクル意識の醸成
・簡単につくれるエコバッグの提案
L小学生へ環境課題への提案
・SDGsへの学びにつなげる
同じように地域での社会連携活動を考え、同じような思いを持たれていた、鳥栖まちづくり推進センターの方から、夏休み子ども向け企画についてサガン鳥栖へ相談があり、協働して実施することへ快諾をいただき実施。
小学校へのチラシ配布、募集、受付、場所の提供などまちづくり推進センターにご協力をいただき、まずはスモールスタートで夏休みにワークショップを実施。佐賀大学のボランティア学生も子どもたちに寄り添いながら作業を丁寧にフォロー。大学生にとっても子どもたちに教えることへの難しさも新たな学びになったり、取り組んだみんなにとって新しい発見の連続でした。
そんな中、夏休みの取組みを知った方が、大人向けのワークショップも開催してほしいとまちづくり推進センターへ問い合わせがあり、12月に開催し、エコバッグの制作と同時に、課題や新しい制作物の提案を行っていただく時間としても設定しました。
大人の時間では給食用エプロン、ナップサック、枕カバー、クッションカバーなど、ちょっとひと工夫することでできる作品づくりになりました。
【これからの取組み】
コンテストの開催など、参加者が楽しみながらリサイクル活動の実施や、小学校高学年から始まる家庭科での裁縫の時間にサガン鳥栖の素材を活用するなど、子どもたちの学習へつなげる取り組みを目指しています。