シャレン!Jリーグ社会連携
カマタマーレ讃岐
「もったいない」を「ありがとう!」に・・・余剰食品を集め支援へ
2022年シーズン、カマタマーレ讃岐ではマックスバリュ西日本株式会社様並びに「NPO法人子供たちの未来を応援するオアシス丸亀」様の多大なご協力のもとカマタマーレ讃岐のホームゲーム及びスーパーマルナカにおきまして、地域の未来を担う若者/子育て家庭を支援するためフードドライブを協働でPikaraスタジアムとマルナカパワーシティレインボー店でのべ年間11回行いました。ご家庭などで余っている余剰食品を会場にお持ちいただきそれらをまとめ、「子供たちの未来を応援するオアシス丸亀」を通して香川県内の児童福祉施設や子ども食堂、団体などに無償で配布し地域課題の解決をめざしました。
- 活動場所
- Pikaraスタジアム
- 協働者
- 企業、学生、NPO
- 協働者名
- マックスバリュ西日本株式会社、「NPO法人子どもたちの未来を応援するオアシス丸亀」
協働者の声
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マックスバリュ西日本株式会社/宇高 正勝 氏
弊社はフードロス削減取組の一環として2022年より新たにカマタマーレ讃岐とフードドライブ活動を推進して参りました。選手、サポーターとスタジアムで呼びかけ、徐々に認知され応援のたびに毎回持って来てくださるサポーターもおられ、カマタマーレ讃岐を通じて本活動の輪がさらに広がったと実感しております。
活動詳細情報
1.公式サイト
ストーリー
現在、全国でも社会問題とされている食品廃棄によるフードロス、コロナ禍において拡大している格差社会の問題をカマタマーレ讃岐はクラブとして何か出来ることはないだろうかと真剣に向き合い、香川県でも深刻化している食品廃棄に対し、マックスバリュ西日本株式会社・子供たちの未来を応援するオアシス丸亀と手を組み一つでも多く家庭などで余っている缶詰やお米、インスタント食品・レトルト食品・お菓子などの食品をスタジアム等に集め余っている食品を困っている人に使ってもらうという世界的には古くからある無駄のない循環システムの仕組みを取り入れスタートさせました。
このフードドライブの「もったいない」を「ありがとう」にかえる趣旨のもとホームゲームのPikaraスタジアムで全10回実施し述べ余剰食品提供者数 401人 食品個数 2017個 食品総重量 409Kgが集まりました。
また高松市のスーパーマーケットであるマルナカパワーシティレインボー店でもカマタマーレ讃岐の公式マスコットの「さぬぴー」も出演し来店するお客様にフードドライブのご協力をお願いしました。
お持ちいただく食品にもルールを決め・賞味期限の明記のあるもの・常温で保存できるもの・未開封の物など提供される側の安全・安心も確保しつつお客様にお願いをしてまいりました。県内の子ども食堂などでは新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で「食事の提供」という従来の活動に加え、「食材等の提供」も併せて行うなど多様な形態で支援活動を行うなどしています。一方まだ食べられる食品を廃棄するなどの「食品ロス」の問題も重要な課題となっております。このフードドライブをきっかけに、周囲の人への気配りや自分には何ができる、出来ることに少しでも行動する暮らしの普及に繋がればよいと思いました。 当クラブのホームページおよびSNSで告知し広く周知されるよう努めた結果、回を追うごとに提供者の人数や食品数も徐々に増えていきました。
当クラブではこの取り組みにおいて現状、香川県が抱えている社会問題の一環に今後も地域の企業、団体またサポーターの人々と連携しつつ続けていくことの重要性やまた違った形の地域課題解決方法が生まれることで社会問題が一つでも多く解決していくことでクラブの在り方を示していければと考えています。