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V・ファーレン長崎

長崎の海を学んで、守って、特産品を食べよう!

日本で2番目に長い4,183kmの海岸線を持つ長崎県。
国内・国外からの大量の海岸漂着物等によって、海岸環境の悪化や海岸機能の低下、漁業への影響等が引き起こされている現状がある。 V・ファーレン長崎は少しでも現状を改善できればという想いから、今年、パートナー企業、大学や高校と協力し、海岸清掃活動に力を入れ、年2回の清掃活動を行った。
また、水産県である長崎の地域PRとして、清掃をした海から獲れる魚の水産加工品にも着目。蒲鉾店と協力し魚から蒲鉾をつくる工程を経て食べるまでを取り組んだ。

活動場所
黒崎海岸、野母崎海岸
協働者
企業、学校、学生
協働者名
長崎大学 ながさき海援隊、株式会社杉永蒲鉾、日本たばこ産業 長崎支社、長崎南高等学校、V・ファーレン長崎アカデミーU-15

協働者の声

活動詳細情報

1.公式サイト①

2.公式サイト②

3.公式サイト③

4.ながさき海援隊Twitter

ストーリー

長崎県の海岸線には年間約9,000tの海岸漂着物があり、自治体から海岸清掃への協働希望がクラブに寄せられている。2017年から清掃活動をクラブでも取り組んでいるが、今年は新たに地元企業や教育機関とクラブが協働する取り組みとして、海岸清掃を年2回、水産県である長崎の魚が原材料の特産品のPR活動を実施した。

■海岸清掃活動
県内の海岸漂着物についてクラブと大学とで勉強会を実施。海洋ごみが生態系に与える影響と清掃活動の必要性を学んだ。その後、清掃活動1回目は長崎市の黒崎海岸で選手やクラブスタッフ、クラブマスコットも参加して行い、約2時間の活動で、燃えるゴミ21袋、ペットボトル8袋、燃えないゴミ1袋を回収。2回目は、長崎市の野母崎海岸でクラブのアカデミー生U-15の選手、スポンサー企業のJT、長崎県立長崎南高等学校の生徒が参加して、約2時間で燃えるゴミ49袋、燃えないゴミ1袋、ペットボトル14袋を回収。長崎市内だけでも多くの漂着物があり、離島が多い長崎県では更に大量の漂着物が想像できる。今後、企業・行政と連携して清掃活動を継続実施する。

■特産品を食べよう!
 長崎は水産県として、海のめぐみも豊富である。漁獲量全国第3位、魚種は250種を超えて全国1位、魚肉練製品の支出金額も全国1位。海岸清掃を行った海から獲れる魚を原材料にした、特産品のかまぼこ類。その魅力発信と県産品をPRしてCOVID‑19の影響で落ち込む売上に貢献をしたいという想いで、魚から作られるかまぼこを製造している株式会社杉永蒲鉾と取り組んだ。工場見学で説明を受け、加工品の一定の品質維持の工夫と管理体制の必要性を学び、改めて特産品の美味しさを見直した。選手も試食し美味しさをPRした。今後、かまぼこを使った商品をスタジアムグルメで販売したり、クラブの寮のメニューにと県産品を消費する取り組みへと繋げていく。

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