シャレン!Jリーグ社会連携
ヴァンラーレ八戸
俺たちのスタミナヴァンたれにんにくマシマシ
農業就業者の高齢化や担い手不足、遊休農地の増加等の地域課題の解決に向け、クラブのオフィシャルパートナーでもある株式会社MISTsolution様(本拠地:東京)と協働し、八戸市南郷の農地を活用したにんにく栽培を開始。
地域の農家の皆様にもご協力いただき、植え付けや収穫作業を実施。2021年からは上北農産加工株式会社様と、収穫したにんにくを活用したコラボ商品「俺たちのスタミナヴァンたれにんにくマシマシ」を開発し、地域のコンビニ、道の駅をはじめ、Jリーグ各クラブにもご協力いただき販売を実施している。
- 活動場所
- 八戸市南郷の畑、上北農産加工株式会社、ファミリーマート、Jリーグクラブ試合会場
- 協働者
- 企業、住民
- 協働者名
- 株式会社MISTsolution、上北農産加工株式会社、ファミリーマート、Jリーグクラブ、地域住民
協働者の声
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上北農産加工株式会社/三浦 良行 氏
商品を企画するにあたり、ヴァンラーレ八戸様が栽培に携わったにんにくのみを使用するという点にこだわり、生産者・消費者を巻き込んだ「みんなが喜ぶおもしろい商品」になったと思います。微力ながら、地域とクラブをつなぐ役割を果たせたことは弊社としましても大変うれしく思っております。
活動詳細情報
1.公式サイト①
2.公式サイト②
ストーリー
青森県では年々農家が減少しており、農業就業者の高齢化や担い手不足に悩まされているほか、遊休農地の増加等の地域課題を抱えています。それは、クラブ設立の地「八戸市南郷」も例に漏れません。
この問題解決に向け、私たちは、クラブのオフィシャルパートナーである1社目の協力者「株式会社MISTsolution様(本拠地:東京)」と協働で、八戸市南郷の農地を借用。かつ農作業者を1名雇用していただくこととなりました。
借用した農地では青森県の特産品であるにんにくの栽培を開始し、全選手・スタッフ、そして2者目の協力者である周辺の農家の方々にもご協力いただき、植え付けから収穫、農地の管理を行っています
2021年8月には、そこで収穫したにんにくを使い、3社目の協力者オフィシャルパートナーの上北農産加工株式会社様とのオリジナルコラボ商品「俺たちのスタミナヴァンたれにんにくマシマシ」を開発し、販売を開始いたしました。
開発にあたりご担当いただいた上北農産加工株式会社 三浦様からは、「生産者・消費者を巻き込んだ『みんなが喜ぶ商品』になった」とのお言葉をいただいています。
このコラボ商品は、ホーム戦や公式オンラインショップ、地域イベント、県内のファミリーマート様、スーパーや道の駅等での販売に加え、Jリーグ各クラブにもご協力いただき、アウェイ戦での販売も行いました。
2022年は約10,000kgのにんにくを栽培、収穫し、うち100kgをコラボ商品に使用しています。2022年収穫分のにんにくを使用した「スタミナヴァンたれにんにくマシマシ2022」は、初回生産分1,000本が完売。また、年間約6,000本を販売しました。
今年で販売開始2年目を迎えた「スタミナヴァンたれにんにくマシマシ」は、昨年に引き続き、コロナ禍の社会でも、Jリーグという全国的な横の繋がりを活用し、青森県の商品を全国へPRすることができています。