サッカーが本当は大好きなのに、非日常的な場所・初めての場所や慣れない場所が苦手、人混みや大勢の人が苦手といった発達障害の困りごとから、サッカー観戦をあきらめているお子さんやご家族はいらっしゃいませんか？
このたび、Ｊリーグでは、11月7日（土）に国立競技場にて行われる２０２０ＪリーグYBCルヴァンカップ 決勝「柏レイソル×FC東京」において、発達障害のあるお子さんとご家族が安心して観戦できるセンサリールームを仮設で設置し、参加者を募集いたします。

募集要項
□日時：2020年11月7日（土）11：30〜15：00（延長戦の場合、終了時間が異なります）

□招待者数：2組／4名まで（柏レイソル、FC東京それぞれのファン1組ずつ）

□対象者：以下3つの条件を満たす方とさせていただきます
・柏レイソルおよびFC東京のファンの方
・発達障害と診断されているお子様とそのご家族（定員４名）
・ご本人やご家族が、主催者や報道機関等による撮影や掲載等に同意いただける方

□内容：参加者にはセンサリールーム観戦と合わせて次のプログラムにもご参加いただきます
・国立競技場の「男女共用トイレ」や「カームダウン・クールダウン」など施設見学

□集合場所：国立競技場 最寄り駅（詳細は別途ご案内します）
＊センサリールーム担当スタッフと待合せ後、国立競技場まで一緒に向かいます
＊詳細は【こちら】

□参加費：無料

□申込方法：申込専用フォームにアクセスしていただき必要事項を入力してください
申込専用フォームは【こちら】

□募集期間：2020年10月25日（日）〜11月1日（日）まで

□参加者選定方法：厳選なる抽選の上、選定いたします

□当選者の発表：当選者ご本人様へメールにて通知いたします

□注意事項
・応募者多数の場合は、抽選となります。また、当選に関するお問い合わせは一切受け付けておりません
・会場への交通費は自己負担となります

□個人情報について
ご入力頂いた個人情報は今回のセンサリールーム観戦のみに使用し、イベント終了後に破棄します

誰もがサッカー観戦を楽しめるスタジアム環境を実現するため、本大会では国立競技場の控室をセンサリールームとして活用することにいたしました。新型コロナウィルス感染を最大限防ぎながらの観戦となるため、柏レイソルおよびFC東京のファンのご家族、各クラブ1組ずつのご招待となりますが、大好きなクラブの決勝戦を国立競技場で安心して観戦できる機会ですので、ぜひ、ご応募ください。
センサリールームには、お子さんやご家族が安心して過ごせるように、ビーズクッション、イヤーマフ、リラックスボックスなど、グッズもご用意してあります。また、国立競技場には安心して観戦できるための母子・異性同伴で利用できる「男女共用トイレ」、競技場では日本初となる「カームダウン・クールダウン」スペースも設置されています。

＊センサリールームとは：
明るすぎない照度と、大きな音や声などの大音量を遮る遮音が施され、人混みや周囲の視線を避けた安心できる部屋で、防音ガラス越しにサッカー観戦や映画などを楽しめることを目的とした部屋。目的の前提には、見方や楽しみ方の「方法」が多数派とは違うだけで、困りごとがない人たちと同様に「観る」「楽しむ」といった思いは一緒であるとの考え方があります。イングランドプレミアリーグでは、20チーム中14チームがセンサリールームを設置しています。

＊カームダウン・クールダウンとは：
慣れない移動や、様々な人や音、光、においなどの混在により不安やストレスを感じて困っている発達障害など見た目にわからない障害のある人たちが、ストレスを減らし落ち着くことができ、パニックを防ぐことを目的としたスペース。目的の前提には、移動や非日常的な空間において、感覚過敏の特徴に状況判断などの苦手さも伴って、不安や心配を強く感じてしまう発達障害など見た目にわからない障害のある子どもたちの安心安全を、スペースの存在で担保する考え方があります。