健康/SIB
「健康に長生き」を
目指す地方クラブの挑戦
「健康に暮らしたい」とは、誰もが思うこと。
いきなり運動をするのはハードルがある、一人だと運動を始めても長続きしにくい。そんな不安を解消させるプロジェクトが「美と健康のまち」徳島県美馬市でスタートしました。
スポーツを教えるプロである徳島ヴォルティスのコーチたちが、コンディショニングノウハウを用いて地域住民向けにプログラムを提供中。市民が健康になり、医療費削減に繋がれば、市はもちろん、市民にとってより良いまちになっていくはずと、新しいチャレンジを決めたそうです。
運動できる体づくりとコミュニティづくりからスタートできるように、プログラムは専門家と一緒につくられています。
参加者は「姿勢が良くなった!」「風邪を引きやすかったが体質が改善された!」と効果を実感中。
このプロジェクトのもうひとつのユニークな側面は、ファイナンスにあります。
参加者のコンディションや運動習慣など、あらかじめ定めた目標が達成されたことを確認し、そのあと成果連動分を支払う「ソーシャルインパクトボンド」を活用中で、経済産業省をはじめ、全国から注目されています。
レノファ山口でも、健康寿命延伸に向けた新しい取り組みを推進しています。社会福祉法人の機能訓練指導員と連携して、「レノファ健康・元気体操」を開発し、企業と連携しながら街へ拡げ、ハレの舞台でもあるスタジアムでも実施中。この法人では、この取り組みを始めてから職員の士気があがり、就職希望者も増えるなど、副次的な効果があったとか。関わる人にとっての学びや成長、効力感はシャレン!の大切な狙いでもあります。