防災・震災復興
逆境に負けない
豊かな地域と社会をつくろう
自然災害が増えるなか、Jクラブでは防災・復興支援に力を入れた活動を行っています。
川崎フロンターレは東日本大震災以降、岩手県陸前高田市で活動を続けていますが、活動に関わっているクラブスタッフが自分たちの地域の防災意識が低いことに気づき、学校の先生と話し合いながら、川崎市幸区の提案型事業として「防災かるた」を製作。小学校の授業や学童保育所で稼働中です。
スタジアムが防災拠点となっていることから、スタジアムで宿泊体験を行う防災キャンプを開催したり、避難場所でもある広場で町内会の人と一緒にピクニックイベントを開催したり、防災マップを作ったり。
子どもから大人まで楽しめるエンタメ力を駆使した企画は、地域コミュニティを強くしていきます。
Jリーグは東日本大震災以降、「TEAM AS ONE」を掲げ、各地で震災復興の募金活動をしてきました。集まった募金は災害直後は義援金として、その後はクラブが行う復興支援活動の原資に充てられています。毎年3月11日付近ではJクラブで一斉募金を行っています。
福島ユナイテッドのアウェイゲームでは農産物を販売する「ふくしマルシェ」を開催中。選手たちも募金のみならず、土砂の掻き出しや避難所でのレクリエーションなど、普段は支えられているから、こういう時こそと地域に出ていきます。
サポーターも、あの地域のためにと、自分が応援するクラブ以外の地域が被災しても、募金やボランティアに多数参画していきます。私たちの生活は繋がっていて、お互いさま・おかげさまなのだと感じられます。やれることをやろう!と互いを支え合う風景はJリーグの誇りでもあります。