6月22日（土）、大分トリニータ アカデミー（U-18／U-15大分／U-15宇佐)選手と保護者300名を対象に「スポーツ栄養講座」が開催されました。
講師は、神戸女子大学准教授の坂元美子先生。坂元先生は野球やサッカーをはじめ多くのトップアスリートの栄養管理を担当されています。
今回は「トップアスリートを育てる食事～成長期選手の食事のとり方～」というテーマでお話いただきました。
前半は、食事のバランスの大切さであったり、そのバランスを保ちつつ、どのような食材、タイミング、組み合わせを取って行ったらよいかなどを丁寧にお話していただきました。
後半は、アスリートとして中学生から高校生にかけていちばん発育する時期に多くのエネルギーをとらないと成長後のパフォーマンスに影響がでることなどを学びました。そして、トップアスリートになるために、何よりも正しい生活習慣、食習慣を身につけ、自己管理ができるようになってほしいとのメッセージをいただきました。
参加した選手からは、「食べる物、食べる量をしっかり考えバランスの良い食事を取って行くこと、ひとつの栄養を取るのに他の食べ物と組み合わせることが重要だと学んだ。また、食事中の水分補給は控えた方が良いことなどの考え方をわかりやすく教えてくれたので実践して行くと感想が寄せられました。坂元先生のお話は、すぐに役立つ内容だったので、毎日１回のサッカー練習と同じように毎日３ 回行う食事について、更に真剣に向き合って取り組んで行こうと思います。
研修を通じて、選手と保護者が一緒に学び一緒に考え共有出来たことは今後の成長に多いに役立つ機会となりました。
写真提供／大分トリニータ
