2018シーズンに活躍した選手、監督等の各賞の受賞者が以下の通り決定いたしました。
「フェアプレー賞高円宮杯」は、7年ぶりに初受賞クラブが誕生し、セレッソ大阪が初受賞しました。
「フェアプレー賞」受賞クラブはJ1、J2、J3合計27クラブと史上最多クラブが受賞しました。
また、「最優秀主審賞」は10年ぶりに初受賞者が誕生し、佐藤 隆治氏が初受賞、「最優秀副審賞」は山内 宏志氏が初受賞となりました。
「ベストヤングプレーヤー賞」は12月13日(木)、「最優秀ゴール賞」、「ベストイレブン」、「最優秀選手賞」は、12月18日(火)に開催する「2018Jリーグアウォーズ」にて発表いたします。
なお、同表彰式の模様は、DAZN(ダゾーン)にてライブ配信いたします。
【2018Jリーグ 各賞受賞者】
■フェアプレー賞高円宮杯 | ★セレッソ大阪 | ※初受賞 | |
●フェアプレー賞(J1) | ★サンフレッチェ広島、★浦和レッズ、V・ファーレン長崎、鹿島アントラーズ、FC東京、ベガルタ仙台、柏レイソル、川崎フロンターレ、ガンバ大阪 | ||
●フェアプレー賞(J2) | ★大分トリニータ、アルビレックス新潟、大宮アルディージャ、東京ヴェルディ、ロアッソ熊本、カマタマーレ讃岐、FC岐阜、松本山雅FC、ヴァンフォーレ甲府 | ||
●フェアプレー賞(J3) | ★ブラウブリッツ秋田、FC琉球、アスルクラロ沼津、ギラヴァンツ北九州、ザスパクサツ群馬、FC東京U-23、Y.S.C.C.横浜、ガイナーレ鳥取 | ||
■フェアプレー個人賞 | 西川 周作 | (GK/浦和レッズ) | |
秋元 陽太 | (GK/湘南ベルマーレ) | ||
澤田 崇 | (FW/V・ファーレン長崎) | ※初受賞 | |
■優勝監督賞(J1) | 鬼木 達 | (川崎フロンターレ) | |
■優勝監督賞(J2) ※新設 | 反町 康治 | (松本山雅FC) | |
■優勝監督賞(J3) ※新設 | 金 鍾成 | (FC琉球) | |
■優秀監督賞(J1) | ペトロヴィッチ | (北海道コンサドーレ札幌) | ※初受賞 |
■優秀監督賞(J2) | 片野坂 知宏 | (大分トリニータ) | ※初受賞 |
■優秀監督賞(J3) | 吉田 謙 | (アスルクラロ沼津) | ※初受賞 |
■最優秀主審賞 | 佐藤 隆治 | ※初受賞 | |
■最優秀副審賞 | 山内 宏志 | ※初受賞 | |
■最優秀育成クラブ賞 | 横浜F・マリノス | ※初受賞 |
※フェアプレー賞は、反則ポイントが少ない順。★は賞金授与対象
■優秀監督賞の選考理由
・優秀監督賞(J1):
ペトロヴィッチ監督(札幌)
チームの戦い方・選手のプレーを劇的に向上させ、AFCチャンピオンズリーグ出場に手が届く成績を収めるまでに短期間で大きくチームを成長させた。
時に厳しく、時に暖かくチームを見守りながら、選手の個性を活かし、長所をさらに成長させた。それによって選手がのびのびと楽しんでプレーしている様子が見られ、試合を観るファン・サポーターも選手のプレーに呼応。プレーする選手、そして観る者を楽しませるサッカーを展開して明治安田生命J1リーグ4位と好成績を収めたことが評価された。
・優秀監督賞(J2):
片野坂 知宏監督(大分)
明治安田生命J2リーグの中で最も反則ポイントが少ないフェアなプレースタイル、多彩な攻撃パターンからなる得点力の高さ、相手に合わせた柔軟な試合運びと戦術の多様さ、そして、特定の選手だけでなく、個性を生かして多くの選手に活躍の場を与え、選手のモチベーションを保ちながら最終戦まで優勝争いを繰り広げた指導力が評価された。
これまで広島、G大阪でヘッドコーチとして優勝を経験。その豊富な経験を生かして、初めて監督に就任した大分でJ3からJ2、そしてJ1へチームを引き上げたことも高く評価された。
・優秀監督賞(J3):吉田 謙監督(沼津)
チーム構成が昨シーズンから大きく変わったにもかかわらず、リーグ屈指の安定感とバランスの良さで常に高いレベルを維持し、リーグ最少失点の安定した試合運びを展開。
J2クラブライセンスを保持していない中でも、選手のモチベーションを高く保ち、昨年に引き続き明治安田生命J3リーグで優勝を争った。
試合展開や相手によってぶれることなく、常に的確で冷静な判断で采配を振るい、チームの力を最大限に発揮。どんなチームでも監督ができると思わせるような采配と、選手とのコミュニケーションの的確さにも高い評価が集まった。
【参考】
・フェアプレー賞高円宮杯 歴代最多受賞:サンフレッチェ広島 6年連続7回(2010、2012~2017)
・最優秀主審賞 歴代最多受賞:西村 雄一 9年連続9回(2009~2017)
・最優秀副審賞 歴代最多受賞:相樂 亨 9回(2007、2009~2015、2017)