8月21日（水）に川崎フロンターレ トップ選手25名を対象に「アスリート交流会」が開催されました。
講師は、朝日健太郎さん（元・バレーボール日本代表。元・プロビーチバレーボール選手、北京オリンピック第9位）。
前半は、朝日さんから「現役時代に取り組んできた事、大切にしていた事」をテーマに、ご自身の競技生活を時系列で振り返りながら、「メンタルやモチベーション」と「競技力」との相関関係についてお話しいただきました。バレーボールからビーチバレーに転向した経験も織り交ぜながら、メンタルと競技力との差を客観的に把握することの重要性を選手に伝えていただきました。
後半では、「引退してから取り組んでいる事」というテーマで、現在取り組まれているNPOの活動、会社員としての活動、大学院生としての活動を紹介していただき、スポーツを通じた社会貢献のビジョンを説明してくださいました。
最後に、現役中も引退後もPDCA（Plan:目標、計画→Do:実施、行動→Check:成果測定、評価→Action:修正、改善のサイクル）をまわし続け、トライ＆エラーを繰り返す事の重要性をメッセージとしていただきました。
終始なごやかに講演は進み、受講した選手からは、「とてもわかりやすく充実した時間になった」「他競技だが、考え方、もののとらえ方に通ずるところがある」「自己分析の大切さを感じた」という感想があり、それぞれが刺激を受け、実りある交流会となりました。
