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2010/06/10

JリーグU-14トレーニングキャンプ in Jヴィレッジ

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昨年に引き続き2度目の開催となった、Jリーグ全37クラブより選抜した14歳以下の選手が対象の「JリーグU-14トレーニングキャンプ」。世界で活躍する選手を育成するために重要となるU-14の選手たちが、自身のプレーを見直し、さらに高いレベルへ向上していけるよう強化していくと共に、選手たちに、サッカーをする上での新しい考え方の「気づき」を与えるためのキャンプです。
その内、東日本のクラブから選抜された選手たちによるグループ(1)のキャンプが、6月10日~13日の4日間に渡り、福島県双葉郡楢葉町のJヴィレッジで行なわれました。

「1対1や個人のプレーを重視するなど、トレーニング内容に細かな違いはあるが、去年のキャンプからこちら側の変化はありません。ゴールを獲ることと、ゴールを守ることという、サッカーの本質は変わっていないのだから」。そう語るのは、今回のコーチを務めた上野山信行Jリーグ 技術委員長。キャンプを通じ、ボールを奪ったら素早くゴールを目指す意識を植え付けることを徹底しました。「目標としている点は(選手たちに)伝えられたのでは」と、今回のキャンプを振り返ります。

キャンプ3日目の午後には、メンバーを半分に分けての紅白戦が行なわれました。その中でも大切にしたのは、選手たち自身による「気づき」。前半途中に試合を止め「何か問題はないか?」と投げかけるなど、前半終了後にはそれぞれのチームごとに、課題への答えではなくあくまでヒントを与え、自分たちによる打開を促します。

ピッチの長さを短くして行なわれた前半から、通常サイズに戻した後半は、少し大味な展開に。「選手たちの『気づき』は早かったが、ピッチが大きくなったことで体力的に苦しくなり、ゴールへ向くべき視野が下がり気味になっていた。だがこうした『常にゴールを目指すこと』がとても疲れることなのだという経験を、今のうちに頭に残してほしい」(上野山コーチ)。

参加選手たちは皆、今回のキャンプを貴重な経験と捉えています。昨年のJOMO CUP 2009において、U-13Kリーグ選抜チームと対戦したU-13Jリーグ選抜チームの主将を務めていたDF吉原大選手(浦和)は「同じ世代の選手たちが成長していることにびっくりした。これからも世界で戦える選手を目指していきたい。」と語り、MF中野雅臣選手(東京V)も「世界に通用するようなパス、ドリブルを身につけたい。キャンプでは、ゴールに対する意識、積極的に仕掛けることの大切さを学んだ。僕はボランチなので、攻守の切り替え時に、これからは意識を高めたい」とコメント。

そして、紅白戦においてもゴールへの強い積極性が見られるプレーを披露していたFW岡田優希選手(川崎F)は、こうしたプレーがキャンプの成果だと振り返ります。「サッカーの本質はゴールを奪うこと、そこへのこだわりをさらにたたき込まれました。FWは結果が求められるポジション。日本を代表し、世界で通用するFWになって、海外のビッグクラブでプレーし、チャンピオンズリーグでもワールドカップでも自分が点を取ることでチームを勝たせられるような、サポーターから期待を込められる選手になりたい」と、大きな目標を胸に抱いていました。

折しもキャンプ中にFIFAワールドカップTMが始まったこともあり、彼らの「世界」への意欲はさらに高まったことでしょう。このキャンプの日々が、彼らが世界に羽ばたくきっかけの一つになるよう願ってやみません。

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