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tokushima

2010/04/17

徳島ヴォルティスU-13 vs 愛媛FC U-13

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4月17日(土)、Jリーグ ディビジョン2第7節の徳島 vs 愛媛の試合に先駆け、鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムでは「Jリーグ U-13 徳島ヴォルティスU-13 vs 愛媛FCU-13」の試合が行われました。

四国ダービーの前座試合という注目度の高い舞台に登場したうれしさに加え、Jリーグの公式試合と同じピッチに立っているという興奮もあったことでしょう。しかし、徳島と愛媛の小さな選手たちが見せていたキラキラ光る瞳からは、そうしたうれしさや興奮以上のものが感じられました。それは、サッカーをプレーする幸せ──。その全身からはボールを蹴り、走り、ゴールを目指すことが幸せでしかたないと言わんばかりの雰囲気が広がっていました。

その小さな選手たちが活躍する『Jリーグ U-13』は、Jリーグ加盟36クラブ(カターレ富山を除く)および地域クラブ、中学校を含めた第3種チーム所属の選手を対象とし、定期的な試合出場機会の提供によって個の育成を目的とする大会です。分かりやすく言い換えれば、将来プロサッカー選手になりたいという夢を抱く子どもたちに多くのプレー機会を与え、それによって彼らをしっかり育てていくためのリーグ戦です。

その存在意義について、徳島ヴォルティスU-13を率いる宮内良治監督は、「年間通じて試合があることは本当にありがたい」と話します。選手ひとりひとりに少しでも多くのプレー時間を与えることができ、実戦の中でサッカーを学ばせられるのは何にも代え難いもののようです。さらに宮内監督は「特にアウェイゲームがあるのは大変いいことだと思います。普段と違う環境で試合をできるのは大きい」と続けます。もちろんトップチームとは異なるものの、それでもアウェイを意識させる経験をこの年代から積ませることは、選手基盤の構築において非常に重要なものと捉えていました。

その上「少年たちの人間性の育成にもプラスとなっている(宮内監督)」のも事実で、多くのゲームを行う上でのチームメイトとの話し合いによって、彼らは言葉の選択力やリーダーシップを身に付けているとのこと。この『Jリーグ U-13』は学校生活など、ピッチ以外の場所でも大切となる正しい人格の形成にも役立っています。

ゲームを終えた徳島ヴォルティスU-13の奥田雄大選手に話を聞けば、「たくさん試合ができるのはうれしい」という第一声から「技術や判断など、普段近くで見ているトップの選手を目指してプレーしています」と、やはりサッカーができる幸せに心底浸っている様子。ただ同時に「ゲームで1対1の強さや技術をもっと上げていきたい」と大人顔負けの課題意識も口にし、彼ら自身もそのリーグを貴重な自らの成長の場と理解しているようです。

『Jリーグ U-13』の持つ役割は大きく、この年代の選手の可能性を無限に広げると言っても過言ではありません。それだけに、このリーグのさらなる発展が期待されます。

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