本文へ移動

今日の試合速報

夏休みはJリーグに遊びに行こう! 全国で180,000名様ご招待!
夏休みはJリーグに遊びに行こう! 全国で180,000名様ご招待!

ホームタウン活動

一覧へ

2009/08/11

2009 U-12フェスティバルin仙台

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
東北地方最大の都市・仙台市の中心から車で30分、緑豊かな名取川渓谷沿いに立地する『木の家 ロッジ村』を拠点に、「2009 U-12フェスティバルin 仙台」が8月11日より3日間、開催されました。

参加したのはベガルタ仙台、浦和レッズ、東京ヴェルディ、柏レイソル、ジェフユナイテッド千葉、そしてレノヴェンスオガサFCジュニアの計6クラブ、総勢96名の選手たち。仙台会場の主管クラブであるベガルタ仙台のスタッフが目指すのは、「サッカー以外に自然や社会体験を組み込んだフェスティバルにすること」(ベガルタ仙台・井上和徳育成部スクールマスター)。 中でも社会体験については、初めて会う仲間とサッカー以外でもたくさん交流できるようにと、昨年よりもさらに混成チームで活動する時間を増やしたプログラムが用意されました。

初日は所属クラブ対抗のサッカーゲームを行い、チーム単位の交流を図りました。夕食後には各チームの自己紹介を実施。チームのモットーや今回の合宿の目標などを紹介するクラブのほか、中には地域の伝統芸能を披露したチームも! 息の合った踊りに、他チームの参加者は拍手喝采でした。またプロフェッショナルレフェリー・柏原丈二さんによるフェアプレー講習会も行われ、ビデオやお話を通して理解を深めました。そして初日の最終プログラムは混成チームの顔合わせです。チームごとに集まってゲームをし、2日目から一緒に活動する仲間の名前を覚えました。

2日目、3日目は混成チーム単位での活動となります。普段顔を合わせる機会のない他のチームの選手やコーチと、サッカーや自然体験活動、そして野外炊飯(カレーづくり)を楽しみました。初めて顔を合わせる仲間との混成チームでサッカーのゲームを行う場合、所属チームでのプレーとは異なり、仲間に自らのプレーを主張しなければ思うようにプレーできません。したがって、選手の個性が前面に出るきっかけになります。その成果として、「このフェスティバルから戻ると、プレーが積極的になっていたりする」(参加チームのコーチ)とか。会場となったベガルタ仙台泉パークタウン練習場やアディダススポーツパークで、のびのびとボールを追いかけました。

2日目の自然体験活動では、木の幹にヒモを結んで高さを競う「熊のツメ」など4つの課題に挑戦したほか、川遊びを楽しみました。課題をクリアするにはチーム全員の協力はもちろん、作戦やイメージの共有も必要になります。だからこそ、「具体的な表現を意識して言葉のやりとりをするように」と、指導した日本キャンプ協会の鶴川高司さんは選手たちにアドバイスします。どのチームも制限時間いっぱいまで、何度も記録に挑戦しました。

そして締めの川遊びへ。仙台会場にとっては外せない、重要なプログラムです。今年は連日の悪天候による増水で中止の可能性もあり心配されましたが、日本キャンプ協会の皆さんの万全な準備と厳重な監視のもと、無事に“川の思い出”を作ることができました。

学ぶのは選手だけではありません。「自分のチームの子が他のチームのコーチのもとで見せる新しい一面を発見できたり、キャンプ協会の方を見て、サッカー以外の場面でどう子どもに接するのか勉強することが出来る、大人にとっても有意義な時間にしたい」と井上コーチは言います。

最終日は半日、混成チームでサッカーの交流戦を行い、全ての日程を終えました。3日間、おいしい空気と豊かな自然に囲まれて、選手もコーチも充実した時間を過ごしました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

テレビ放送

一覧へ

明治安田J1リーグ 第24節
2024年7月20日(土)19:00 Kick off

旬のキーワード

観戦ガイド みんなで楽しいスタジアムを作ろう!

最新ニュース

一覧へ