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2009/08/23

2009 U-12フェスティバルin鹿島

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今年から新しく「2009 U-12フェスティバル」の開催地に仲間入りした鹿島会場。太平洋を眼下に臨む「栃木県立とちぎ海浜自然の家」と、県立カシマサッカースタジアムに隣接する「卜伝の郷運動公園」で、8月23日から3日間、参加した子どもたちはサッカーや野外活動などさまざまなプログラムに取り組みました。

参加したのは主管クラブの鹿島アントラーズのほか、水戸ホーリーホック、栃木SCのJクラブ、泉フットボールクラブ宇都宮、FCブロケード、F.C.栃木ジュニア、宇都宮チェルトFC、昭和戸祭サッカークラブ、FC高津、FCヴェレン大洗といった地域クラブから計13チーム、総勢206名の選手たち。他の会場よりも地域クラブの割合が多くなったのは、「普段あまり接点のないJクラブと交流する機会になって、その経験が所属クラブにフィードバックされることで地域のクラブに貢献できれば」(鹿島アントラーズFC・堀之内寛ジュニアコーチ)という思いで参加チームの募集が行われたためです。

初日の開会式が終わると選手は早速混成チームに分けられ、その後の昼食とアイスブレイク(初対面の参加者同士の距離を縮めるプログラム)の時間を使ってチーム内の交流が図られました。そして夜はカシマサッカースタジアムに移動して、鹿島アントラーズ対FC東京の試合を観戦。プロのプレーにすっかり魅せられました。

2日目は「とちぎ海浜自然の家」でオリエンテーリング、野外活動、野外炊事を実施。混成チームを2つのグループに分け、午前と午後でプログラムを入れ替えました。
オリエンテーリングでは、「本気でこの課題を達成しようと思わなければクリアできない」(指導した日本キャンプ協会の高瀬宏樹さん)といった6つの課題に挑戦。チーム全員の声を揃えて海に向かって叫ぶ、という鹿島会場ならではの課題のほか、手をつないで円になり全員でリフティングを20回成功させる「手つなぎボールリフティング」など。やってみると意外に難しく、「こんなの無理だよ」という声が上がったりもしましたが、グループみんなでアイディアを出し合い、クリア出来るまで粘り強く続けました。最後に高瀬さんから選手に「たとえクリアできた課題がゼロでもベストを尽くしたかが大事。サッカーでも、もうダメだと思わずに絶対に何とかなると思えば、どんな力でも発揮できます」というメッセージが送られ、オリエンテーリングは終了しました。

オリエンテーリンググループの次なるプログラムは野外炊事です。混成チーム内で火を起こしてご飯を炊く“ご飯係”と、野菜を切ってカレーのルーを作る“カレー係”に分かれて調理スタート。「とちぎ海浜自然の家」の指導員の方をはじめ、コーチやキャンプ協会スタッフの方の力を借りて、悪戦苦闘しながらもなんとか最終段階まで到達、あとはルーを85度で1分間熱するだけです。「1、2、3、…、59、60!!」自然にチーム全員の声が揃いました。そして大盛りのカレーライスの味はもちろん「おいしい!」に決まっています。オリエンテーリングとカレー作りを経て、ますますチームの団結力が高まりました。

一方同じころ、別グループでは、屋内プールで自由に遊んだあとにサッカーのプログラムを実施。連日の悪天候で海岸の状態が悪かったため、残念ながら当初予定されていたビーチでのサッカーは中止となり、スポーツ広場に場所が変更されました。このプログラムのテーマは、「自らアクションを起こさなければ得るものはない」といったもの。 選手は制限時間8分の中で、たとえば“それぞれの名字の最初の字が50音の同じ行になってはならない”といった条件に合う仲間を探し出し、ゲームを行うために自分たちで対戦相手とコートを確保しなければなりません。黙っていればサッカーをする時間がどんどん無くなってしまう、そんな仕組みになっています。このゲームは条件を変えて何度も行われました。
サッカーが終わると食事のために大食堂へ移動。バイキングを満喫しました。

また2日目の夕食後に行われたフェアプレー講習会ではJFAとJリーグが推進する「リスペクトプロジェクト」のDVDや『大切に思うこと』という冊子を使って、「相手をリスペクトすること」を学びました。

3日目は、8人制サッカーのゲームを実施。2日間混成チームで活動してきた“集大成”です。「(2日目の就寝前ミーティングで)3日目にピッチ上でどういうテーマでプレーするか話し合ったことが、チームのぶれない芯になって良かったのでは」と優勝チームを率いる仲宗根コーチ。他のチームも「励ましの声を出す」とか「ミスをしても取り返す」といった目標を掲げてゲームに励みました。

3日目の昼食がいよいよ混成チームの仲間と食べる最後の食事です。グラウンド脇に用意された屋台形式のバイキングで焼きそばやオニギリなどをいただきました。

また閉会式の後には混成チームごとに分かれてのお別れセレモニーを実施。3日間を通して混成チームで活動したことで、「困っている子を知らぬふりをせず、声掛けができるようになった」、「みんなを気遣えるようになった」と参加チームのコーチは言います。最後は円陣を組んだり、全員と握手を交わしたり、思い思いの形で期間中一緒に過ごした仲間との絆を胸に焼き付け、3日間のフェスティバルに幕を下ろしました。

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