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2009/08/03

2009 U-12フェスティバルin群馬

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2009年8月3日(月)から6日(木)にかけて、群馬県利根郡みなかみ町にて「2009 JリーグU-12フェスティバルin群馬」が開催されました。参加チームは主管クラブの水戸ホーリーホックのほか、ザスパ草津、ジェフユナイテッド千葉、川崎フロンターレ、ヴァンフォーレ甲府、アルビレックス新潟の6クラブ、総勢109名。
「どのような状況でも自分で考え、判断する能力を身につけること」というコンセプトの中、初めて出会った仲間たちと大自然に囲まれた中でサッカーの楽しさを満喫し、自然・体験・活動を通じて貴重な時間を過ごすことができました。

1日目、開会式のあとは、主にボールを使わないレクリエーションを通じて、子どもたちの緊張をほぐすプログラムが行われました。
2日目には、NPO法人 日本靴ホペイロ協会の金沢公彦室長のもと「あしの学習室」が開かれました。そこで行われたのは、一人一人の足形の採取や、足裏を使ったジャンケン大会とビー玉運び競争。ビー玉運び競争は混合チームでの競争です。子どもたちはチームの勝利のために力を合わせ頑張りました。金沢室長は「現代人は足の指の力が弱い。人間の足裏のアーチが完全に出来上がるのが15~16歳。それまでに遊びを通じて足について学んでほしい。それが自分の足について知るきっかけになり、それを知ることでサッカーに生かせることがあるはず」と話します。子どもたちが楽しみながら自分の足について学ぶことができた時間でした。

また、2、3日目にはそれぞれチームに分かれてハウスづくりが行われました。土台づくりから屋根となるテントを張るまで自分たちで行い、当日はそこに宿泊します。ハウスづくりもサッカー同様、自分の役割を考え協力することが大事です。子どもたちは役割を決め、時には声を掛け合い協力しながら大きな木材やテントを運び、地元の大工の方のアドバイスを受けて一つ一つパーツを組みたてていきます。自分たちの力でハウスを組みたて終えた子どもたちには、一様に満足した表情が伺えました。このプログラムを指導してくださった「自遊育」館長の伊藤長三郎さんは、「みなかみ町にはすばらしい宮大工の技術をもった方々がいて、あらゆるスペシャリストに場所を提供するのが『自遊育』の考え。私たちが子どもの頃は遊びながら多くの事を学んだもの。ハウス作りという遊びを通じて子どもたちに大工の技術や協力して物事を成し遂げるということを感じ取ってもらえればと思います」と話します。

そして、毎年恒例のプログラムであるクワトロサッカー大会が、3~4日目にかけて行われました。クワトロサッカーの特徴は、毎回違ったメンバーでチームを組み、試合が行われることです。試合ごとにメンバーが替わるので、自分はこのチームでどのような役割をしなくてはならないのか考えてプレーしなくてはなりません。「何事も型にはめてはいけない。この年代は勝ち負けではなくて、サッカーがうまくなるため、楽しむためにはどうすればいいか考えることが大事。子どものうちからそのような意識を埋め込まないと将来、サッカーに関わらず、あらゆるシチュエーションに対応できなくなる。チームを毎回変え、いろいろな仲間と試合をする事に意味がある」と池上コーチは話します。最初は戸惑いを見せていた子どもたちですが、一緒にプレーするのは同じくサッカーが大好きな仲間たち。試合が進むにつれて徐々に打ち解け合い、お互い声を掛け合ってサッカーを楽しむようになり、会場はボールを追いかける子どもたちの笑顔でつつまれていました。

たくさんサッカーをして、たくさん遊び、主体性、協調性を育み、またその大切さを学んだ4日間。一生忘れることが出来ない楽しい夏の思い出になりました。

■ U-12 詳細ページはこちら >>

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