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2009/06/20

アントラーズエコプログラム 「みんなで集めた食用油燃料でチームトラックが動く」

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6月20日(土)のJ1リーグ戦 第14節 鹿島 vs 磐田。1-0と勝利をおさめた鹿島アントラーズですが、この勝利はいつも以上にファン・サポーターの力を借りたものでした。というのも、試合があるたびに鹿島アントラーズクラブハウスから県立カシマサッカースタジアムへ、選手のユニフォームや試合時に使う用具を運ぶトラックを、ファン・サポーターの力で動かしたからです。

このトラックの燃料となったのはバイオディーゼル燃料です。これは5月10日(日)のJ1第11節 鹿島 vs 清水の試合会場でファン・サポーターに持ち寄ってもらった食用油の廃油を再精製したものでした。スポーツとエコをどうすれば結びつけることができるのか。その命題に取り組む鹿島アントラーズが導き出した答えの一つが今回の取り組み。エコプログラムの一環としてファン・サポーターに呼びかけ、それぞれの家庭で不要となった廃油を持ち寄ってもらいました。

廃油を持ち寄るといっても簡単なことではありません。ペットボトルにつめて持ってきてもらうということで、スタッフのなかでは「果たしてどれだけの量の廃油が集まるのか」と不安がよぎっていたそうです。しかし、蓋を開けてみれば数多くのファン・サポーターの皆さんが、廃油を持って集まってくれました。その量、なんと336リットル。373世帯もの方がこのエコプログラムに参加してくれました。当初は、試合終了までに廃油をポリタンクに詰め替え、残った時間は試合を見に行く予定だった運営スタッフも、試合が終わるまで詰め替え作業に追われ、嬉しい悲鳴をあげる結果となりました。
「ほんの少しの量でも持ってきてくれた人がたくさんいました」
「アントラーズへの帰属意識は高く、『鹿島のためなら』という思いを皆さんがもっていることを強く感じました」
運営スタッフの言葉からは、ホームタウンとのつながりを深める鹿島アントラーズの姿を垣間見ることができました。

さて、回収した廃油からぬめりをとるなどの再精製を行い、実際にチームトラックを動かす6月20日には、鹿島アントラーズの後藤圭太選手も参加し、「これでいいの?」と戸惑いながら油の移し替え作業を手伝っていました。エンジンをかけるとまるでてんぷらを揚げているときのような香ばしい油の匂いがしましたが、エンストすることもなく、トラックは無事にスタジアムに到着。たくさんの量のバイオディーゼル燃料をつくることができたので、しばらくの間、ファン・サポーターの想いとともに、トラックはスタジアムに向かうことになります。

なお、廃油回収の際に出たペットボトルは、セメント資源へのリサイクルが行われております。鹿島アントラーズの関係者は、今回のエコプログラムを通じ、ファン・サポーターのエコへの関心度の高さに驚いていました。これからも様々な形でエコプログラムに取り組んでいく予定だそうです。

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