前日までの雨もやみ、この日は24度を超える初夏を思わせる陽気。イベント広場の特設ブースでは、開場前からフェイスペイントキットを使って思い思いのフェイスペイントを楽しむ人たちで賑わっていました。また、翌日の10日(日)は母の日ということで、「母の日託児サービス」やお母さんと一緒に来場した先着300名にカーネーションガレット(焼き菓子)をプレゼント。フェイスペイントに参加し、右頬のエンブレムをお母さんに描いてもらったという清田野々花ちゃんは、昨シーズン最終節のJ1残留を決めた試合をみて千葉が大好きになったそうです。
開場後は、Jリーグ百年構想メッセンジャーとして、千葉(当時:市原)のOBでもある城彰二さんとMr.ピッチが登場。フェイスペイントに参加した人はピッチに降りてMr.ピッチと一緒に記念撮影をすることができました。子どもたちは握手をしたり、さわったり、なでたり、Mr.ピッチに興味津々です。そして、この後選手たちがプレーする芝を間近でみて、「キレイ」「僕もここでサッカーしたい」「スタンドが近い」「絶対、僕の応援の声、聞こえてるよね」と大興奮でした。
フェイスペイントをしたご家族を対象に「フェイスペイントコンテスト」も行われ、ベストイレブン11組を決定。MVPに輝いたご家族がハーフタイムに大型スクリーンで発表され、選手のサインが入ったフェアプレーフラッグが贈られました。また、フェイスペイントに参加した子どもたちの中から抽選でエスコートキッズ、フラッグキッズを選出。選ばれた子どもたちが大好きな選手と一緒にピッチを歩くことができました。
フェイスペイント会場に登場した城さんは、「難しいね」「どうかな?」と子どもたちのおでこなどにフェイスペイントの腕前を披露します。フェイスペイントをした子どもたちには「Jリーグ百年構想メッセンジャー」の名刺がプレゼントされました。受け取った子どもたちは嬉しそうにお父さんやお母さんのもとへ駆け寄り、自慢げに見せています。そんな親御さんの中には、城さんが千葉(当時:市原)に在籍した時代(1994-1996)のユニフォームを着ている方もいらっしゃいました。城さんは「お父さんが子どもに、子どもがお父さんにフェイスペイントをする。家族みんなで参加できるのは楽しいですよね。このようなイベントが長く続くのはいいですね」と参加した皆さんとの触れ合いを楽しみました。
この日、今シーズンホーム初勝利を挙げたジェフユナイテッド千葉。参加した多くのご家族やファン・サポーターの皆さんにとって、思い出深い一日となったはずです。