本文へ移動

今日の試合速報

夏休みはJリーグに遊びに行こう! 全国で180,000名様ご招待!
夏休みはJリーグに遊びに行こう! 全国で180,000名様ご招待!

ホームタウン活動

一覧へ

2008/07/30

Jリーグ U-12フェスティバル in 群馬

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2008年7月28日(月)から30日(水)にかけての3日間、群馬県みなかみ町でJリーグU-12フェスティバル群馬会場が開催されました。参加チームは水戸、草津、千葉、川崎F、甲府、新潟の各クラブから集まった、総勢137名。期間中は天候にも恵まれ、青い空と緑の山々に囲まれた自然の中でいきいきと体を動かし、交流を深めました。

2日目を迎えた29日の朝、宿舎の猿ヶ京温泉からほど近い新治中央運動公園多目的グラウンドに、子どもたちが集まりました。この日の午前中のメニューは、4人制の「クワトロサッカー大会」。群馬会場の主管クラブ・ジェフユナイテッド千葉で普及活動を行っている「サッカーおとどけ隊」でもおなじみのプログラムです。
その特徴は、1試合ごとにメンバーが入れ替わること。1試合の得点と勝点が、チームではなく個人の得点として加算されます。毎試合異なるメンバーでゲームに臨むため、チーム内での役割も試合ごとに異なります。初めてチームを組む仲間で、どんなプレーをすれば勝てるのか、一人ひとりが考えなくてはなりません。それが子どもの自主性と、誰と組んでも力を発揮できる協調性を育みます。
最初は戸惑っているようにも見えた子どもたちでしたが、そこは“サッカーが大好き”という共通点を持つ仲間同士。すぐにうちとけあって、ボールを追いかけ合っていました。

「この合宿では、『子どもたち自ら考えること』を重視しています」と話すのは、ジェフユナイテッド千葉・サッカーおとどけ隊の池上正コーチ。その方針は徹底しています。ある子が「トイレに行ってもいいですか?」と池上コーチに問いかけたところ、「さあ、どうだろう。今トイレに行ってもいいか、自分で考えてごらん」という具合。判断を他者にゆだねるのではなく、状況を踏まえて自ら思考する能力を養うための訓練なのです。
「こうした能力は、サッカーはもちろん社会生活の中でも必ず役立ちます」(池上コーチ)

そのコンセプトは、会場を川沿いにある「カッパ公園」に移して行われた自然体験遊びでも生かされていました。
初めに、千葉大学の徳山郁夫先生の指導で2つの遊びを体験しました。まず、15人でグループを組み、河原にある岩を一つ選んで、その岩に全員が乗る遊び。どうすれば全員が乗れるか。手をつないだり肩を組んだり、グループ全員で知恵を絞りました。
もう一つは、全員が同じ方向を向いて輪をつくり、一斉に後ろの人の膝に座る遊び。おしりを下ろす呼吸を合わせないと、輪が崩れてしまいます。
「もっと間を詰めないとダメだよ」「僕が『せーの!』って言ったら腰を下ろして…」
子どもたちは盛んに意見を出し合います。
各グループが成功した後は、137人全員が輪を作ってチャレンジ。何度も失敗しましたが、最後には何とか成功! 拍手が沸き起こりました。
その後は川に入って、大きな岩から飛び降りたり、泳いだりと思い思いに楽しみました。

3日間の合宿生活を通じて、初めて会った子たちともすっかり打ち解けあえた様子。サッカーに遊びに、自ら考えみんなで協力し合った体験は、忘れられない夏の思い出となったはずです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

テレビ放送

一覧へ

明治安田J1リーグ 第24節
2024年7月20日(土)19:00 Kick off

旬のキーワード

観戦ガイド みんなで楽しいスタジアムを作ろう!

最新ニュース

一覧へ