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2007/12/08

第3回アビスパ福岡JアカデミーキッズフェスティバルU-7,8

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12月8日(土)、冷たい風が吹き抜ける中、福岡フットボールセンターの人工芝グラウンドには続々と子ども達が集まってきました。子ども達が楽しみにしているのは「アビスパ福岡Jアカデミーキッズフェスティバル U-7,8」です。このフェスティバルは、Jリーグ・アカデミーの協力の下、試合経験の比較的少ないこの年代に、フェスティバル形式で試合経験を積んでもらいながら、サッカーを愛する仲間たちと交流を深めることや子供たちの「スポーツをするよろこびを感じてもらうこと」を主旨として今年度より開催されました。
3回目となる今日は、キッズの部、女子の部に分かれて30チーム、260名もの子ども達が参加しました。

開会式で「みんな、たくさんのお友達と元気いっぱいとにかくサッカーを楽しんでください!」と子ども達に話すのは、アビスパ福岡アカデミー育成センター長です。そして、続けて指導者の方々にも一言「今日は、子ども達にプレーに関する指示を出さずに、自由にプレーをさせてあげてください。」そう、これがフェスティバルの狙いでもあり、子ども達の思うままに、自由にプレーをさせることで、スポーツの楽しさ、創造性を養うことを目的としているのだそうです。

開会式終了後、各チームそれぞれ分かれて早速ゲーム開始。10分間の試合の中で、コートいっぱいに広がって、子ども達は懸命にボールを追いかけていきます。コートの周りには保護者の方達が並び、大きな声で応援をしています。

「このフェスティバルは8月に第1回目を開催して以来、口コミで評判が広がって、今回の募集ではあっという間に定員チーム数がいっぱいになってしまいました。それだけ地域の皆さんが楽しみにしてくださっていることは、とても喜ばしいことです。」と本大会の進行役である、アビスパ福岡の賀来コーチは話します。その言葉通り、「他の試合会場では、コーチや保護者の指示やプレッシャーが多く、子どもが試合するのが嫌だということもありましたが、アビスパのキッズフェスティバルは楽しいと言っています。今まで言い過ぎたのかと反省しています。」と参加者の保護者の方が話すように、子ども達はコートいっぱいに広がって、本当に楽しそうにプレーしている様子が伺えます。

そして、大勢の子ども達が参加している中、10分間ずつ6コートで同時進行している試合が円滑に進んでいる理由の1つとして、福岡大学サッカー部員の存在がありました。彼らは第1回目の開催から運営に携り、事前準備から試合の審判、コート運営に至るまでをサポートしています。「このフェスティバルを通じて、イベントの運営方法や子ども達への接し方を学んでもらい、将来的には運営を彼らに全部任せて地域でフェスティバルを開催して欲しい」(アビスパ福岡 育成統括)というクラブの想いもあり、アビスパ福岡のスタッフは全体の進行をするだけで、ほとんど指示を出さないとのこと。「こうしたイベントに参加することで、子ども達に対する接し方や、運営方法が学べて良い経験になります」「学校の授業の一環で子ども達に指導したりしているので、こうした場が実践のような形になって良いと思います」という福岡大サッカー部員の彼らの将来の夢は、教員やサッカーコーチも多く、子ども達と接するとても良い機会となっているようです。

子ども達はもちろん、子ども達の保護者や指導者、そしてサポートの大学生、この活動に関わる全ての人がハッピーになるこのフェスティバルは、「また参加しようね!」という子ども達の気持ちとたくさんの笑顔とともに無事に終了しました。

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