本文へ移動

今日の試合速報

夏休みはJリーグに遊びに行こう! 全国で180,000名様ご招待!
夏休みはJリーグに遊びに行こう! 全国で180,000名様ご招待!

ホームタウン活動

一覧へ

2007/11/07

Jリーグ・アカデミー コーチングワークショップ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Jクラブの育成年代の指導者、育成担当責任者を対象とした「Jリーグ・アカデミー コーチングワークショップ」が11月7日、鹿島アントラーズのクラブハウス グラウンドで開催されました。Jリーグのクラブで活躍する外国人監督の指導方法、理論に触れ、育成の現場に生かしてもらおうという趣旨の企画で、本年度の第1回となる今回は、鹿島のオズワルド オリヴェイラ監督を講師として行われました。

J1・J2のクラブで選手育成に携わる51名の指導者、担当者はまず、午前9時から始まった鹿島のトップチームのトレーニングを視察しました。練習メニューは、シーズンも大詰め、公式試合のちょうど中間の1日とあって、比較的に負荷の軽い、基礎技術を中心としたもの。「参加者の皆さんの期待に応えることができるような内容ではないかもしれません」と断った監督でしたが、パスの練習もバリエーションが豊富で単調にならず、リラックスムードの中にも競争の要素を加味した練習もあり、育成年代にも十分に応用できるような工夫がなされていました。

約2時間の練習視察と昼食を終え、午後1時からはクラブハウス内のミーティングルームへ移動し、監督の指導コンセプトについての講義が催されました。「このような講習を担当にすることに、大きな責任を感じています」と語った監督ですが、その責任をしっかりと果たそうとするように熱弁を振るい、映像も駆使しながら、予定時間の2倍となる2時間を費やしてその理論を解説しました。試合で起こりうるさまざま状況への対処については、練習によって養うことが可能であることも力説。具体的には、技術、戦術、フィジカル、メンタルなどトータルな能力の向上に役立つ、4人を1チームとした対戦形式による練習なども紹介されました。

オズワルド オリヴェイラ監督は、この日に示したトレーニング方法、考え方は、あくまでも自身の31年間の指導者生活において培ったものと強調していました。「練習メニューや指導法は常に変化があり、進歩していくもの。これをベースにして発展させることもできるし、新しいやり方を編み出すことも可能。サポートしてくれるスタッフとよく話し合い、効率的に目的へ近づいてください」と、参加者の自主性、創造性への期待を述べました。

これを受けて終了式のあいさつに立った山下則之Jリーグ技術委員長(JリーグHRディベロップメントグループ マネージャー)は、「今日の経験を自分なりに整理、分析しながら、育成年代の指導の現場に生かしてください。また、クラブに帰って、ほかのコーチにも伝えていただきたい。何よりも子供たちのために、皆で考えながら、取り組むことが大切だと思います」と締めくくりました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

テレビ放送

一覧へ

明治安田J1リーグ 第24節
2024年7月20日(土)19:00 Kick off

旬のキーワード

観戦ガイド みんなで楽しいスタジアムを作ろう!

最新ニュース

一覧へ