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2005/09/17

Gボール・ASE講習会

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【主催】財団法人 静岡県サッカー協会西部支部女子部
【共催】浜松龍禅寺FC
【協力】ジュビロ磐田育成センター
【開催日時】2005年9月17日(土)19:00~21:00
【開催場所】ヤマハ発動機(株)人工芝グランド
【参加者】静岡県西部女子トレセンU-12 34名
     浜松龍禅寺FCスカイブルー
     女子ミニバスケットボールクラブ 19名

ジュビロ磐田育成センターでは、Jリーグが各クラブ向けに実施する講習会に参加した後には、活動エリアへの迅速な普及を図っています。このたび、(財)静岡県サッカー協会西部支部女子部より、トレセン活動(U-12)への講師派遣の依頼があり、Jリーグが行なったGボール講習会(2004年7月)、ASE講習会(2005年7月)の受講をふまえ、志田文則コーチが講師となり、「Gボール・ASE講習会」を開催しました。
開催にあたり、浜松龍禅寺FC(※)の雪島一宏氏からの紹介で、女子ミニバスケットボールクラブ「浜松龍禅寺FCスカイブルー」が、合同参加する講習会となりました。
今回は、Gボールによるバランストレーニングの紹介や、異なる競技に所属する女子選手同士が、ひとりでは解決できない課題に対し、メンバーそれぞれの諸能力を出し合い、協力しながら課題を解決することを体験させることを目的としたASE活動を行ないました。

※浜松龍禅寺FC・・・1972年設立のサッカースポーツ少年団。
30年余りサッカーを通じて地域の子供達の健全育成を目標に活動しています。近年はキッズ(幼児)、ジュニアユース(中学)、ママさん、父親チームも結成して活動を多年代に広げています。また、2005年4月より、女子ミニバスケットボールクラブを設立し、将来の地域スポーツクラブ化を目指しています。

ミニバスクラブの子どもたちにとっては、人工芝のサッカー場という広いスペースに少しとまどいがありましたが、志田コーチによるGボールを使ったバランストレーニングをしていくうちに、次第に緊張がほぐれていきました。最初に、サッカー選手とミニバス選手とが混ざるようにグループ分けをおこない、初めて出会った子どもたち同士で講習会に取り組めるようセッティングしました。
参加したサッカー選手、ミニバス選手、コーチ、見学している保護者たちは、新しく体験するトレーニングに興味津々といった様子でした。大きなゴムボールは、子どもたちにとってとても興味深いものらしく、放っておいても勝手に遊びだすのがGボールの魅力です。特に、Gボールによる転がしドッジボール(視野の確保、体の正しい向きが習得できる)は、たいへんな盛り上がりを見せ、コーチ陣チームとの対戦を望む子どもたちの興奮が会場を包みました。
続いて行なわれたASE講習会では、グループ単位で様々な活動に取り組みました。どの活動も非常に盛り上がり、子どもたちが目を輝かせて取り組む姿勢に、引率のコーチたちも感心していました。初めて出会った仲間たちに、自分の意見を伝えたり、他人の意見を聞いたり、新しいアイデアをすぐにトライしてみたり、失敗して他の意見を取り入れたり、とにかく色々なシチュエーションが生み出されます。解決の糸口をグループ全体で探し当てる喜びに接し、チームスポーツの素晴らしさを再確認することができました。
今回の改善点としては、講習会が夜間の開催であったため、時間に制限があり、ASEをじっくり取り組む時間がなかったことが挙げられます。時間にゆとりがある昼間に開催することが望ましいと思われます。
今後、ジュビロ磐田育成センターの活動のなかで、Gボール・ASEを積極的に取り入れ、子どもたちの人間性や社会性を育むことのサポートを、引き続き推進したいと考えています。

Report:ジュビロ磐田 育成センター 大塚勇一

《講師のコメント》
今回、このような講習会を開催することができ、(財)静岡県サッカー協会西部支部女子部および、浜松龍禅寺FCの関係者には、大変感謝しております。
本年度のアクションプラン5の「動きづくり」「仲間づくり」に欠くことのできない「Gボール」・「ASE」のトレーニングは、子どもから大人(お年寄り)まで世代を越えて楽しむ遊びなので、今後も関係者の協力のもと推進したいと考えております。
(ジュビロ磐田育成センター マネージャー 志田文則コーチ)

《参加者のコメント》
最初は見ず知らずの子達と何をするのかもわからないので少し不安でした。でも、やってみるとすごく楽しくておもしろかったです。でも、最初のグループづくりの時に一緒になったサッカーの子達とはすぐには仲良くなれませんでした。でも、協力してゲームをやっているうちにだんだん仲良くなりました。ころがしドッヂのようなゲームでは、みんなで協力して当てにいったり逃げたりしました。次のならんだ順番を変えずに正方形をつくるゲームでは、みんなで意見を出し合って正方形に近いところまでできましたが途中で終わってしまいました。最後のグループ全員でひもをとぶゲームではみんなで意見を出し合って見事飛ぶことができました。
このトレーニングで学んだことはチームワークです。ミニバスケットでもサッカーでもそうだけどチームワークができないと試合には勝てません。でも、このトレーニングをやった事でチームワークの大切さをもっと知りました。最初は不安だったけど今はもう一度やりたいです。このトレーニングは最高の思い出と勉強になりました。
(浜松龍禅寺FC スカイブルー 5年  岡本真奈さん)

私は、ジュビロのトレーニングに参加しました。とても楽しく、サッカーの友達と仲良しになりました。最初はどんな子がいるのかなと思いました。それからトレーニングに入ると、バランスボールで足と手を離してバランスをとる練習をしました。でもなかなかグラグラして上手く乗れませんでした。次はころがしドッヂをやりました。サッカーの子達は、きれいにボールをよけていました。私はすぐに当てられてしまいました。サッカーの子はすごいと思いました。次は正方形をひもで作りました。私達の考え方は、1回下において足で長さをそろえることです。そうしたらできました。うれしかったです。次に高飛びみたいなものを、手をつないで飛びました。最初はなかなかとべなかったけどサッカーの子が「ガンバロー」と言ったのでわたしもがんばったら1回で飛べました。そのときはうれしくてすごくよかったです。このトレーニングに参加していろいろな協力ができました。
(浜松龍禅寺FC スカイブルー 5年 富田歩美さん)
私はやる前に一人は友達を作りたいなと思いました。グループでやったときに、自分の友達にしかしゃべらなかったけど、ころがしドッヂでサッカーの人と仲良くなりました。どこからボールが来るかわからなかったので少しこわかったです。次の同じ長さの正方形をひもで作るのは、おしいところまでいったけど最後はできなかったので残念でした。みんなでロープを飛ぶのでは、はじめに順番を決めて飛んでみたら2回で飛べたのでうれしかったです。ふだんやらない運動をやったのですごく楽しかったです。あと友達が2、3人作れたのでうれしかったです。
(浜松龍禅寺FC スカイブルー 5年 袴田真弥さん)

《関係者コメント》
サッカー技術の習得だけでなく、仲間づくりを目的とした体験も必要だと思います。サッカーはコミュニケーションが大事なスポーツなので、このような新しい活動をこれから積極的に取り入れていきたいと思います。
(財団法人 静岡県サッカー協会西部支部女子部長 松下藤平氏)
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