【主催】川崎フロンターレ
【協力】専修大学、専修大学サッカー部
【開催日時】2005年12月4日（日）
【開催場所】専修大学生田北グラウンド
【参加者】一般募集した小学2年生378名・川崎フロンターレスクール生43名
※Ｕ－７も同様に川崎フロンターレキッズリーグを開催しています。

サッカーの楽しさを伝えたい、子供達が自由にプレーできる試合環境にしたい。そのような主旨で、フロンターレは地域の子供たちを対象にした『川崎フロンターレキッズリーグ』を実施しています。
昨年の12月4日には専修大学北グラウンドにて、第3回を開催しました。クラブのスクール2年生42名、保護者50名に、一般募集の小学2年生42チーム（子供378名、保護者321名）を加えた計792名（子供421名、保護者371名）が、和気あいあいとした雰囲気の中でサッカーを楽しみました。

1. 5人制（交代自由）
2. リスタート自由
3. 審判なし（子供たちの判断）
4. サイドコーチング禁止（子供たちに自分で考えてゲームを楽しんでもらう）

と、子供たちの自主性を重んじる方式をとっています。専修大学サッカー部の学生もボランティアとして活躍してくださっています。朝早くから準備を手伝ってくれ、大変なお願いをしているとは思うのですが、かわいい子供たちと触れ合うのが楽しいと、何でも率先してやってくださいます。地域との触れ合いを大切に、アットホームな雰囲気を作り出すためにも、専修大学生の方々の存在は非常に大きなものになっています。
子供たちは、夢中でボールを追っています。この日のキッズリーグでは、ゲーム中にボールをお腹に当ててしまい、うずくまって泣き出した子がいました。「少し休もうか？」と声を掛けたのですが、その子は「やるっ！」と言って立ち上がり、ボールに向かって駆け出していきました。
地域の子供たちに、ボールに触れる機会をできるだけ多く提供し、サッカーを、スポーツを好きになってもらうべく、今後も楽しく自由な「試合」の場を作っていこうと思います。これからはさらに輪を広げられるよう、サッカー未経験者の子供たちのチーム（小学校のクラスで参加してもらうなど）の参加を呼びかける活動もしていこうと考えています。

Report：川崎フロンターレ育成・普及コーチ　塩瀬　英明

ジュニア世代（10歳以下、キッズ年代）のサッカー技術向上と健全な心身の育成を図る事を目的としたキッズリーグを開催し、地域の子供達にサッカーの楽しさを伝えています。特にキッズリーグでは「試合を子供達に返そう」をテーマに、指導者ならびにご父兄の方々に協力してもらい、サイドコーチ禁止ルールを設けて子供達が自分で考えてプレーできる環境を提供したいと考え実施しています。

《主催者のコメント》 川崎フロンターレキッズリーグも専修大学サッカー部のご協力により３回目の開催となりました。 ３回目ともなりますと川崎市内のチームはもちろんの事、東京・横浜・遠く平塚から参加して下さるチームもあり大変ありがたくおもいます。参加されたチームは、４種登録されているチーム、ご近所の友達で作った仲良しチーム、川崎フロンターレスクール生徒で作ったチーム、さまざまなチームの子供達一人一人が真剣に試合を楽しんでいました。 これからもキッズリーグを継続的に開催し、子供達が楽しめる試合環境を提供していきたいと思います。 Report：川崎フロンターレ育成・普及コーチ　塩瀬　英明

《参加者のコメント》 ＧＫができてとても楽しかった！！ （川崎フロンターレ下野毛スクール　溝口　悠野君（２年生））

ゴールを決めてすごく楽しかった。今度もきめるよー。 （川崎フロンターレ麻生スクール　齋藤　功佑）

もっともっとサッカーがしたい。次回はいつなの？ （川崎フロンターレ川崎球場スクール　八木　志洋（２年生））

《関係者のコメント》 大学グランドでの開催ということで、来校者が多人数になる事や、運営スタッフに学生が参加するなど開催することに当初は不安な気持ちがありましたが、無事開催でき本当によかったと思います。 子供達のボールを追いかける姿や笑顔を見て、本当に嬉しくなりました。今後も継続的に開催していきたいと考えております。 （専修大学サッカー部　監督　源平　貴久）