公益財団法人 日本サッカー協会(JFA)は18日、「スルガ銀行チャンピオンシップ2017 SAITAMA」の記者会見を開催しました。8月15日(火)に埼玉スタジアム2002で行われる試合では、2016JリーグYBCルヴァンカップを制した浦和レッズと、コパ・スダメリカーナ2016王者のシャペコエンセ(ブラジル)が対戦します。
記者会見には、JFAの田嶋 幸三会長と、今大会のプレゼンティングスポンサー、スルガ銀行株式会社の岡野 光喜代表取締役会長兼CEOとともに、浦和からはペトロヴィッチ監督とラファエル シルバ選手が登壇しました。
浦和と対戦するシャペコエンセは、昨年起きた飛行機事故により、監督、選手、関係者など多くの犠牲者を出しており、記者会見ではその痛ましい事故についても言及された。
ペトロヴィッチ監督は「クラブの歴史上初めてこの大会に参加できることを大変名誉に思います。また、ご存じの通り、シャペコエンセは飛行機事故により多くのひとを亡くしました。そのようなチームと我々が対戦することは非常に意味深いことであり、栄誉に思っています。ブラジルのチームと対戦できるので、試合としても面白いものになるのではないでしょうか」と話しました。
また、ラファエル シルバは「この試合を開催するにあたって協力していただいた関係者の皆様に心から感謝を申し上げます。この試合はスぺタクルな一戦となるはずです。観ていただいた皆様にとって心に残る試合となることは間違いないと思います」とコメント。
さらに「飛行機事故によって僕も二人の友人を失いました。それはジウと、セルジオ・マノエル・バルボザ・サントスの二人です。コリチーバ時代のチームメイトで、彼らにはとても近しい距離でサポートしていただきました。僕にとってはとても思い出深いチームメイトたちです」と、事故で亡くなった友人たちについても言及している。
なお、スルガ銀行チャンピオンシップ2017 SAITAMAは8月15日(火)に埼玉スタジアム2002で開催。試合は19:00キックオフ(予定)で、2016JリーグYBCルヴァンカップを制した浦和レッズと、コパ・スダメリカーナ2016王者のシャペコエンセ(ブラジル)が対戦します。