明治安田生命J2リーグは、21日に第15節の11試合が行われ、前節まで首位の横浜FCが岡山に敗れた一方、2位の福岡が金沢に勝利を収め、順位表のトップに躍り出た。
岡山の本拠地に乗り込んだ横浜FCは、38分に豊川 雄太に先制ゴールを許すと、59分にも失点。終了間際に新井 純平が一矢を報いたものの一歩及ばず、1-2で敗れた。アウェイで金沢と対戦した福岡は怒涛のゴールラッシュを展開。ウェリントンと松田 力がそれぞれ2ゴールを奪うなど、大量5ゴールを奪取。5-0と金沢に圧勝を収め、4試合連続完封勝利で横浜FCに代わって首位に立った。
松本vs湘南の注目の一戦は、1-1で迎えた62分に山田 直輝が決勝ゴールを奪取。アウェイの湘南が2-1と競り勝ち、福岡と同勝点で2位となった。アウェイで愛媛と対戦した名古屋は、先制点を許す苦しい展開も、44分に田口 泰士のゴールで同点に追いつくと、59分に玉田 圭司が逆転弾。2-1で愛媛を下し、4位へと順位を上げている。
東京Vは40分にドウグラス ヴィエイラのゴールで先制しながら、後半に2点を奪われ京都に逆転負け。5試合ぶりの黒星を喫した。町田は先制を許しながらも、大谷 尚輝と戸島 章のゴールで逆転に成功。しかし、68分に失点し、2-2で大分と引き分けた。激しい点の取り合いとなったのが岐阜vs長崎。木村 裕の2ゴールなどで終盤まで長崎が4-2とリードを奪うも、岐阜は87分にクリスチャンのゴールで1点差に詰め寄ると、90+5分に田森 大己が値千金の同点ゴールを奪取。手に汗に握る激戦は、4-4の痛み分けに終わっている。
山形vs山口も打ち合いとなり、2-2で迎えた90+3分に瀬沼 優司が決勝ゴールを奪取。3-2で山形が勝点3を手にした。水戸と徳島の一戦は両者譲らず1-1の引き分けに。千葉vs熊本も1-1のドローに終わっている。讃岐と群馬の下位対決は、高井 和馬と岡田 翔平のゴールで群馬が2-1と逆転勝利。今季3勝目を挙げ21位に浮上した一方、敗れた讃岐が最下位に転落した。
■試合データ
松本vs湘南
金沢vs福岡
岡山vs横浜FC
山形vs山口
水戸vs徳島
讃岐vs群馬
東京Vvs京都
町田vs大分
愛媛vs名古屋
千葉vs熊本
岐阜vs長崎