【横浜FM 1-0 鳥栖】
開幕2連勝で波に乗る鳥栖を、ニッパツ三ツ沢球技場で迎え撃った横浜FM。前半はペースを握られる時間帯もあったが、鳥栖を上回る数のFKとCKを獲得するなど、セットプレーを中心にチャンスを作り出していく。
後半も同様の展開が続く中、81分にスコアを動かす。左右にボールを振りながらゴールへと迫り、最後はDF小林祐三のシュートのこぼれ球に反応したMF兵藤慎剛が、倒れながらも右足で流し込んだ。
終盤の鳥栖のパワープレーには、高さのある守備陣が危なげなく対応。無失点に抑え、うれしい今季初白星を挙げた。
【湘南 0-0 仙台】
序盤から湘南が素早い攻守の切り替えを見せる。ボールホルダーに次々とプレッシャーを掛け、奪ったら複数人が走り込んで分厚いアタックにつなげるも、ゴールには至らない。
後半に入り運動量が落ちてしまうと、それに比例してプレーの精度も低下。ミスが目立つようになるも、守備では粘り強さを発揮する。リーグ戦では今季初の無失点を達成したが、最後までチャンスをものにできず、勝点1にとどまった。
一方の仙台は、安定感のある守備を披露したものの、思うようにいい形でのアタックにはつなげられず。無敗を継続したが、攻撃面での課題が浮き彫りとなる一戦だった。