明治安田生命J1リーグは14日に第11節の9試合が行われ、鹿島が神戸に敗れた一方、浦和は新潟に完勝を収め、再び首位に浮上した。
ホームに神戸を迎えた鹿島は、開始10分にオウンゴールを献上すると、14分にも渡邉 千真に追加点を許してしまう。89分にレアンドロが1点を返したものの、一歩及ばず1-2で敗れた。
新潟の本拠地に乗り込んだ浦和は、開始2分に先制点を許したものの、6分に武藤 雄樹が1点を返すと、その後は怒涛のゴールラッシュを披露。興梠 慎三、槙野 智章、関根 貴大らにゴールが生まれ前半のうちに5-1と逆転。後半にも遠藤 航が1点を追加し、6-1と大勝を収め、3試合ぶりの勝利で首位に躍り出た。一方敗れた新潟は4連敗となった。
アウェイで札幌と対戦したG大阪は、前半終了間際に藤本 淳吾のゴールで先制すると、試合終了間際にも泉澤 仁が追加点。札幌に付け入る隙を与えず、2-0と完勝。2位に順位を上げている、好調同士の対戦となったFC東京vs柏の一戦は、手塚 康平のゴールなどで、柏が2-1と勝利。5連勝を達成し、3位に浮上した。
ホームに広島を迎えたC大阪は、攻撃陣が爆発。杉本 健勇とマテイ ヨニッチがそれぞれ2ゴールを決めるなど、5-2と大勝を収めた。磐田と川崎Fの一戦は0-0で迎えた51分に阿部 浩之のゴールで先制した川崎Fが、終了間際にも1点を加え、2-0と勝利を収めている。
甲府をホームに迎えた横浜FMは、前半終了間際に生まれた金井 貢史のゴールを守りに抜き、1-0で勝利。4試合ぶりに勝点3を手にした。清水はチアゴ アウベスのゴールで先制しながらも、試合終了間際に水野 晃樹にゴールを許し、鳥栖と1-1で引き分けた。
ホームで仙台と対戦した大宮は、1点ビハインドで迎えた60分に山越 康平のゴールで同点に追いつくと、89分に途中出場の大前 元紀が値千金の決勝ゴール。2-1と逆転で仙台を下し、最下位から脱出している。
■試合データ
清水vs鳥栖
鹿島vs神戸
横浜FMvs甲府
新潟vs浦和
FC東京vs柏
磐田vs川崎F
C大阪vs広島
大宮vs仙台
札幌vsG大阪