28日にロシアワールドカップ アジア最終予選が埼玉スタジアム2002で行われ、日本がタイに4-0で快勝しました。
試合後の選手コメントです。
■森重 真人(FC東京)
「結果も出さないといけないなかで、結果が出ているっていうのはポジティブな要素だと思います。ただ、このチームのいいところなのかなと思いますけど、もっともっとコンビネーションを良くしていかないといけないですし、スムーズにボールを回したり、ゴール前までビルドアップしていかないといけないかなと思います」
――DFラインの裏へのパスが目立ったが?
「それは一番最初に狙うべきプレーだったと思うので、ああいう奪ったあとすぐに裏のスペースを狙うのは意思統一として今、やろうとしているし、出来ている部分はあると思うので。ただ、90分間それだけだと体力的にキツくなるし、自分たちの時間、ボールを持って落ち着かせる時間も必要ですし、90分のなかで使い分けだったり、自分たちが試合をコントロールできるようにしないといけないかなと思います」
――前半と後半でプレーを変えていた?
「前半は自分が持ち上がっても、なかなか出すところがなくて引っかかったりしていたので、自分が運ぶことによって逆に受け手のスペースを潰していたかなっていうのはあるので、後半はシンプルに(長友)佑都くんを前ではなく、サイドに張らせて、佑都くんから組み立てができるように工夫はしましたけど、それは最終手段というか、苦渋の決断だったとは思います。理想ではなかったです」
■清武 弘嗣(C大阪)
「みんなが満足できてない試合だと思うし、もうちょっと全体を通して、ポゼッションをしても良かったのかなとは思います。ポゼッションに関しても、距離だったり、イメージだったり、もうちょっと皆で共有できていたら良かったのかなと思います」
――タイは思ったより来た?
「点を決められてもガンガン来ていたので、タイはいいサッカーをしていましたし、日本はそのプレッシャーに対してどう対応していくのかというのは、なかなか難しかったと思います」
――清武選手、本田選手が出場した終盤は落ち着かせながら、相手のゴール前でゲームを進めるイメージだった?
「監督は、もうボールを失わずに落ち着かせて欲しいというのは言っていたので、それをイメージしながらシンプルにやりますという風に言いました。シンプルにやるところと、リスクを少しかけても戦うところを意識しながらうまくゲームは終わらせようと。まあ、(川島)永嗣さんのスーパーセーブもあって、失点ゼロで終われて良かったのかなと思います」
――下の世代の久保選手がかなり活躍したが、彼のプレーの印象は?
「アタッカーという感じですね。だからボールの出し応えというのはあると思います。裕也は常に裏を狙っているし、トップ下に入った時には常に裕也と(原口)元気というガンガン前に行ってくれる選手がいるので、ボールは出しやすいかなという風に思います。また、(本田)圭佑くんだったり、ウサだったりというタイプの違う選手が入った時はサッカーも変わるし、攻め方も変わるし、というのは思うので個々の特徴を生かしながらやれればいいかなと思います」