3月28日に行われるロシアワールドカップ アジア最終予選のタイ戦を控えた日本代表の前日選手コメントです。
■清武 弘嗣(C大阪)
引いてくるか、攻撃的にくるかはまだちょっと分からないですけど、どっちにしろ日本がやるサッカーはたぶん変わらないと思いますし、日本のスタイルを発揮しないといけない試合かなと思います。
――どのようなサッカーを?
「もちろん監督が言っていたような縦に速いサッカーというのが必要ですけど、引いた相手に対してボールの出し入れをもっと多くして。ボールを持つ時間帯が多いと思うので、そこで相手が出た時に裏を狙えると思いますし、まずはボールの出し入れを多くして相手を食いつかせていかないといけないと思います」
――UAE戦とは変わる?
「もちろん戦い方も違いますし、相手も違うので。本当に日本がボールを持つ時間帯というのが長くなるとは考えているので、その中で相手をいかに食いつかせたり、ラインを上げさせたりするかというのがすごいポイントになってくるのかなと思います」
――UAE戦は同じポジションの選手たちで話していた?
「試合に入る前、みんなでピッチに入ったらこうやろうというのは常に言っていましたし、今まで以上に言っていたと思うので、明日もたぶんそれは変わりないですし、ピッチに入ったら相手の分析と違うことだったりもある中で、いかに選手が自分たちで判断して修正するかが大事になるので、そこをみんなで確認していこうという話はしています」
――香川選手は誰が出るか分からない危機感を言っていて、清武選手との競争も意識していたが?
「もちろん、ずっと真司君とトップ下を、真司君がいて、僕がいてという感じでやっているので、試合には出たいですし、その中でピッチの上で絡みたいというのはありますけど、繰り返すようですけど、そういう気持ちと、まずはW杯の切符を掴まないといけないという気持ちがあります。僕ずっと5、6年、代表にいますけど、こういう気持ちは初めてではないので、出ても出なくても自分が考えているトップ下像と言うか、イメージは常に持ちながら、常に試合に絡める準備はしていきたいなと思います」