3月24日に行われるロシアワールドカップ アジア最終予選のUAE戦を控えた日本代表ハリルホジッチ監督のコメントです。
■ヴァイッド ハリルホジッチ監督
「両チームとも大事な試合になる。もちろんどちらも勝ちたい。ここに勝つために来た。簡単なタスクではないが、しっかり準備します」
――明日のキャプテンマークは誰が巻くのか?
「何人か候補がいる。麻也、森重、佑都、何人かは可能性があるから当日決める。明日の試合のためには重要なこと。選手とディスカッションしていきたいが、一人だけではない。経験がたくさん必要になるので、何人かのキャプテンがいると思う」
――ワールドカップに出られる可能性は?
「どちらのチームも最終予選を突破するチャンスはある。最後まで戦うことになると思う。最終節のサウジ戦の前でもどちらが行くかわからない」
――限られた時間での準備だったが、メンタル、フィジカルの状態は満足なレベルに達した?
「時間は短かった。2回しかトレーニングできなかった。この試合の重要性を選手がしっかり意識するしかない。全員で明日の戦いに向けて準備をするだけ」
――前回はホームでUAEに負けたが、今回はどうやってそのサプライズを避ける?
「不正当な審判の笛を避けたい。そう期待している」
――明日の主審はイルマトフ氏だと思われるが、彼の印象は?
「審判に関してはあまり話したくない。明日の審判のことは信頼している。UAEは素晴らしいチームなので、そこに集中したい。彼らはクオリティをたくさんもった素晴らしいチーム。正確な笛をただ願う。ワールドカップに行く決定的な試合になるかもしれないので、そうお願いしたい」
――長谷部不在のボランチの選択で重要視するポイントは?
「長谷部の不在は我々に少し不利に働くと思うが、仲間が全員で彼の穴を埋めようとしている。我々が今、優先するのは集中していくこと。本当に強い気持ちを持って準備をしないといけない、野心と希望を持って」
――ボランチ候補である山口、高萩、今野はUAE戦に出ていないが、選ぶ基準は?
「一人のキャプテンに集中しているわけではない。この試合に2、3人のキャプテンがいると先ほど言ったが、このキャプテンの役割ができる人。もちろん、経験のある選手がいるし、この役割を果たしてもらわないといけない。今夜、何人かと話をしようと思っている。いろんなゾーンの選手と話をする。一人がキャプテンマークを巻くとしても、チームには2、3人キャプテンがいると思っている。前と真ん中と後ろのキャプテンがいるということ」