2017年2月11日(土) 18:09
磐田と鹿児島は1-1のドロー 抽選を引き当てた磐田が大会2連覇を達成【サマリー:JリーグDAZNニューイヤーカップ 鹿児島ラウンド】
11日にJリーグDAZNニューイヤーカップ 鹿児島ラウンド 最終日の試合が行われ、磐田と鹿児島は1-1のドロー。磐田が前回大会に続き、大会2連覇を果たした。
試合は静かな立ち上がりを見せる。両チームともリズムに乗れず攻めあぐね、なかなかシュートチャンスをつくれない。最初のシュートは22分、右サイドに開いた鹿児島の冨成 慎司がロングパスをダイレクトで前線のスペースに落とし、これに走り込んだ永畑 祐樹が右足を振り抜くも、シュートはゴールの遥か上。対する磐田は、38分に針谷 岳晃がワントラップから左足ボレーを放つ。ゴールに吸い込まれるかに思われたシュートは、鹿児島GK山岡 哲也がファインセーブ。地元サポーターの前でゴールを許さない。
スコアが動いたのは84分、鹿児島の藤本 憲明がカウンターから抜け出すと、相手DFを鋭いフェイントではがし右足を振り抜く。これは惜しくも磐田GK志村 滉に防がれてしまうが、このプレーで獲得したCKを藤本が合わせ先制に成功する。
このまま鹿児島が逃げ切るかに思われた94分、磐田が意地を見せる。大井 健太郎のヘディングシュートがクロスバーに当たり跳ね返ったボールを途中出場の小川 航基が押し込み、土壇場で追いつく。試合はそのまま1-1のスコアで終了。
この結果、両チームが勝ち点、得失点差、総得点数、当該チーム間の対戦成績で並ぶも、試合後の抽選を引き当てた磐田が大会2連覇を達成した。
■試合データ
磐田vs鹿児島