8日にJリーグDAZNニューイヤーカップ 鹿児島ラウンド第2日の試合が行われ、J3の鹿児島が熊本を1-0で下して、ラウンド初勝利を収めた。
J2で戦う熊本が優勢に進めるかに思われた試合は、鹿児島の前線からの激しいプレスが機能したことで拮抗する。オープニングシュートは熊本。6分、ペナルティエリア外から斎藤 恵太が放った鋭いシュートは惜しくもクロスバーの上。鹿児島は、格上相手になかなかシュートチャンスを作るまでには至らないものの、激しいプレスで熊本に自由を与えない。
両者、決定的なチャンスを作れないまま前半が終わり、迎えた後半。ゴールネットを揺らしたのは鹿児島だった。56分、右サイドを崩した野嶽 淳也からのクロスをフリーで待ち構えていた中原 優生が、ゴールキーパーの位置を見て冷静に流し込み先制。その後、攻撃の勢いを強める熊本に対しても、統率された守備と高い集中力を持続させた鹿児島が、嬉しい今大会初勝利を飾った。
■試合データ
鹿児島vs熊本