17日にタイのバンコク市内にて、『2017Jリーグアジアチャレンジinタイ』の開催概要発表会見が行われました。
会見には在タイ日本国大使館の福島 秀夫次席公使、Jリーグの原 博実副理事長、タイサッカー協会ソムヨット会長のほか、今大会に出場するバンコク・ユナイテッドのCEOカチョーン氏、スパンブリーFCのCEOシラパアーチャー氏、タイで中継をするメディアパートナーのTrue社のビラトン氏らが出席し、40社を超えるメディアが会場に駆けつけました。
出席者のコメントは以下の通り。
■ソムヨット(Poompanmoung Somyot) タイサッカー協会会長兼タイリーグ会長
「本日このような2017Jリーグアジアチャレンジの開催概要発表会見ができとても光栄です。
日本とタイは古くからとても重要な国としての関係を築いており、タイは日本から沢山の支援を受けており、感謝しています。そしてタイと日本修好130周年の年に、このような大会が開催できることを喜ばしく思っています。
日本はアジアのトップレベルであり、タイからも注目を集めています。将来的にはタイも日本に追いつくような成長をしていければと思っています」
■原 博実 Jリーグ副理事長
「日本とタイの修好130周年の記念となる年に、このように日本のクラブとタイのクラブが友好を深める機会が出来てとても嬉しく思っております。私自身、日本代表に選ばれて1978年に初めて試合で遠征に来たのがタイだったので、とても思い入れがある国です。
当時から、タイの選手は非常に上手かったのを覚えております。今年はタイ代表とワールドカップの最終予選でも対戦していますし、タイ代表のチャナティップ選手が北海道コンサドーレ札幌に加入が決まるなど、今まで以上にタイと日本の関係が深くなっていくと
思っています。彼の代表やクラブでのプレーを見るとJリーグでも活躍をしてくれることは間違いないと思っています。
今回出場する鹿島アントラーズも横浜F・マリノスもこの大会をとても楽しみにしております。そしてこの大会が、お互いのリーグにとって交流が深まり、良き成長の機会となればと思っています」
■カチョーン氏(バンコク・ユナイテッド CEO)
「タイと日本の友好の記念となる機会に参加でき、とても光栄に思っています。クラブワールドカップで活躍した鹿島アントラーズ、Jリーグでも歴史のある横浜F・マリノスと対戦できることができ、沢山のことを学ぶ機会としたいと思っています。
私たちはACLにも出場するので、Jクラブとこの時期に対戦できることは、非常に大きな意味がありますしこの大会を楽しみにしております」
■シラパアーチャー氏(スパンブリーFC CEO)
「今回の大会は、スパンブリーFCにとって非常に良いチャンスだと思っています。私たちは2013年に横浜F・マリノスと提携をして、様々な取り組みをしてきました。トップチームは初めての対戦となりますし、Jクラブから沢山のことを学べる良い機会だと捉えています」
■ティーラテープ ウィノータイ選手(バンコク・ユナイテッド)
「今回の試合はとても良い機会です。ACLを前にJクラブと対戦でき技術や戦術などを学ぶ良い機会になると思っています」
■サラウット・デートミット選手(バンコク・ユナイテッド)
「ACLでプレーオフを勝ち進めば、日本のクラブと対戦する可能性があり、今回の対戦は良い機会となると思っています。Jリーグへの移籍が発表されたチャナティップ選手のように、この対戦を通して活躍をして、将来Jリーグで活躍できるようになれればと思ってます」
■スパン・グンプラセット選手(スパンブリーFC)
「シーズン前に良い準備ができる良い機会だと思っており、頑張りたいと思います」
大会は1月24日(火)と26日(木)にバンコクで開催されます。日本からは鹿島アントラーズと横浜F・マリノスが出場します。