天皇杯全日本サッカー選手権大会は24日に準々決勝の4試合が行われ、川崎FがFC東京との多摩川クラシコを制して4強に進出したほか、横浜FM、鹿島、大宮が準決勝へ駒を進めた。
敵地味スタに乗り込んだ川崎Fは20分に大久保 嘉人のゴールで先制すると、28分にはエウシーニョが追加点をマーク。後半アディショナルタイムに1点を返されたものの、2-1と逃げ切り4強進出を決めた。
3連覇を目指すG大阪は横浜FMと対戦。63分に自陣エリア内でファールを取られてPKを許すと、これを齋藤 学に決められ先制されてしまうが、87分にCKのこぼれ球を今野 泰幸が押し込んで同点とする。このまま延長戦に入るかと思われた後半アディショナルタイム、天野 純にミドルを叩き込まれて1-2。横浜FMの前に3連覇の夢が潰えている。
鹿島は57分に決まった赤﨑 秀平の虎の子の1点を守り切り広島に勝利。延長までもつれ込んだ大宮vs湘南は、延長後半にキャプテンの菊地 光将の2ゴールなど3得点を奪った大宮が4-2と湘南を退けている。
この結果、29日(木)に開催される準決勝の対戦カードは横浜FMvs鹿島(@ヤンマー)、大宮vs川崎F(@日産ス)となった。