グループAでは広島とエストゥディアンテスのカードが注目だ。初戦でともに勝利を挙げられなかったチーム同士の一戦であり、優勝を目指すためにも負けられない戦いとなる。
押し込みながらも京都に勝ち切れなかった広島に対し、エストゥディアンテスも内容で勝りながら釜山に競り負けている。球際の激しさがベースとなる両者の対決であり、局面の争いで上回ったほうが勝利に近づくだろう。
京都vs釜山は、粘り強さが身上のチーム同士のカードに。初戦はその戦い方がうまく機能し、前者は勝点1、後者は勝点3を手にしている。ともに守備には自信を持っているだけに、少ないチャンスをいかにモノにできるかがポイントに。釜山は勝てばグループ首位が決まる可能性もある。
グループBではFC東京とフィゲレンセが連勝をかけて激突する。FC東京は久保 建英が2ゴールを奪いそのポテンシャルの高さを示せば、フィゲレンセも9番を背負うパトリック フェヘイラが2得点。連戦のために両者が出場するかは不透明ながら、ともに攻撃陣に優れたタレントを揃えているだけに、エキサイティングな戦いが期待できそうだ。
松本vsパースグローリーは、巻き返しを図る一戦に。ともに初戦を落としたものの、内容自体は決して悪くなかっただけに、第2戦では質の高いパフォーマンスに期待が持てる。身体能力で勝るパースグローリーに対して、松本がどう挑んでいくのか。持ち前のハードワークで上回りたい。